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「常滑焼・万古焼の急須フェア」
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三代 諏訪蘇山 作の香合のご紹介です。
香合とは、香を入れる蓋付きの器で、主に茶道で使われます。
炭点前に際して盆にのせて持ち出したり、炭斗に仕組んだり棚などに飾ったり
、床の間に古帛紗や紙釜敷にのせて飾ったりします。
どちらかというと、鑑賞の対象として見られ、その季節やお茶会のテーマ
歴史的な意味や産地、材質など、小さな器ですが、多くのことを
物語っています。
炉用の香合は練香を入れるため、陶磁器製のものを使います。
風炉用の香合は香木を入れるので、漆器のものを使います。
この青磁の香合は、諏訪蘇山独特の何とも言えない色合をしています。
普通の青磁よりも、若干グリーンがかっていて、ぼってりととても深い色をしています。
諏訪蘇山の青磁は大変有名で、何とも言えない良さがあります。
独特の青磁は、蘇山ならではのものです。
シンプルな青磁は桃の形をしていて、珍しい香合となっています。
「桃の節句」と言われるように、春を象徴するものの一つです。
桃は人間に様々な不幸や災いをもたらす邪気を払い
不老長寿の薬としても珍重されました。
中国では縁起物として桃の実を食べる習慣があり
日本にもその文化が伝わり、「桃太郎」のような民話も生まれたとされています。
6.5㎝ × 5㎝ × 高さ4.5㎝
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