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備前焼 獅子 糸巻き 胡麻
¥33,000
SOLD OUT
備前焼から手づくり獅子のご紹介です。 備前焼は岡山県備前市周辺で焼かれた焼物で 釉薬を全く使わずに「酸化焔焼成」で焼き締めて作られており 土そのものの味わいを感じることが出来ます。 備前焼は土の特性で、花入れでしたら水が腐りにくく 花が長持ちするとか、湯呑などは入れた水やお茶の味が まろやかなになると言われています。 この獅子は胡麻(ごま)と呼ばれる焼き方を されています。 胡麻は焼成中に燃料である松割木の灰が器に付着して、溶解し 胡麻をふりかけたような状態になったものをいいます。 獅子には悪魔を圧する霊力があると信じられたために 門や扉の守護物とする習俗が生じ、日本でも、 神社の社前や宮中の鎮子(ちんし)に、狛犬(こまいぬ)と 対をなして獅子の像を左側に置き魔除けとされています。 備前の茶色の土を使い成形されていますが、作りは 細部に至るまで大変精巧に作られており、高い技術と 多くの手間がかかっていることを実感できます。 本体はそれほど大きくないのですが、糸巻きの上に乗って、 躍動感あふれ、迫力のある獅子に仕上がっています。 幅 16.5㎝ 奥行 10㎝ 高さ 20.5㎝
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赤津焼 織部 ひな人形 タタラ作り
¥11,000
赤津焼から手づくりのひな人形のご紹介です。 一つひとつの部品をすべて手作りされた陶器の置き物です。 板状にした土を切ったり、変形させて作る技法を「タタラ作り」といい この雛人形もこの作り方がなされています。 着物の複数の重なりや頭の部分やリボンや花など、とても繊細な 細工がされており、高い技術と多くの手間がかけられています。 よく見かける雛人形とはことなり、顔や姿など独自の世界観を感じられます。 袖と胴の半分は織部釉が掛けられており、華やかさや派手さがなく どちらかというと渋さが全面に出た焼物らしさのある人形となっています。 男雛にはブルー、女雛はピンクの色が使われていて 明るい色彩も若干見られます。 幅 11㎝ 奥行 6.5㎝ 高さ 9.5㎝
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清水焼 瑞光 作 色絵 立雛 ひな人形
¥33,000
SOLD OUT
清水焼から手描きのひな人形のご紹介です。 一般的にひな人形は座っているものが多いですが この雛人形は立雛といって、立った状態の人形となっています。 とても多くの色を使って、様々な絵柄を組み合わせて描かれています。 男雛は上着が黄緑色、袴が紫色となり、胸の部分に松と藤が描かれ 肩はピンク色に金が混じっていて、金色は袴にも霞のように使われています。 また、袴の裾と上着の下部には染付で模様が付けられています。 女雛は小ぶりになっており、黄緑色がメインでその上に松と藤が描かれています。 肩はピンク色に金が混じっており、胴の帯びの部分も金霞のようになっています。 裾は朱色の柄が描かれていて、とても多くの手間と高い技術が注がれています。 こちらは京雛なので、お殿さまが向かって右側、お姫さまが左側になっており 関東雛とは逆となっています。 男雛 幅 11.5㎝ 奥行 4㎝ 高さ 17㎝ 女雛 幅 5.2㎝ 奥行 4.2㎝ 高さ 13.5㎝
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信楽焼 明山 手づくり ひな人形 (金屏風・畳・赤布付)
¥26,400
信楽焼から明山のひな人形のご紹介です。 陶器で一つひとつ手づくりされた置き物です。 信楽焼らしい茶色の土を板状にして曲げ、白っぽい土で楕円の球形を 半分にした形状を作って、それらを組み合わせて作られています。 どちらも頭を小さくし、胴を大きめに作って品格ある雰囲気に仕上げてあります。 お殿さまは羽織に菱紋が彫られ、袖には金色で線が引かれ豪華さも感じられます。 袴には渦の丸紋が付けられています。 お姫さまは胴にも袖にも桜紋が付けられ、袖には桃色の桜の花を形作ったものが 所々に付けられ立体的な造形になっています。 また金色の線が入れられ豪華さがプラスされています。 扇を持ち頭には飾りを付けています。 華美なひな人形とは異なり、土物のよさを生かした渋さの中に 手づくりの技を感じられる逸品といえます。 金屏風と下に敷いてある畳と赤い布も付いているので、すぐに飾って頂けます。 比較的コンパクトで、出し入れも簡単ですので気軽に飾って楽しんで頂けます。 お殿さま 幅 19.5㎝ 奥行 9㎝ 高さ 10㎝ お姫さま 幅 19㎝ 奥行 7㎝ 高さ 8㎝
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清水焼 正文 作 手づくり 三彩(さんさい) 招き猫
¥16,500
SOLD OUT
清水焼から藤平正文 作の招き猫のご紹介です。 この招き猫は「三彩」(さんさい)という技法が使われており 黄色の釉薬を掛けてベースとし、その上に緑と紫の釉薬が掛けて 三色の釉薬で仕上げてあります。 特に黄釉は、こっくりとしたとてもいい色に仕上がっています。 黄色の猫は、金運・財運・出世運が向上すると言われています。 風水でも「金運は西の黄色を目指してやってくる」ので、 家の西側に置くとよいとされています。 また、右手を上げている猫は、金運や幸運を招いてくれるといわれており より金運が上昇するかもしれません。 幅 13㎝ 奥行 12㎝ 高さ 17㎝
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九谷焼 陶磁器製 兜(かぶと) 手描き 盛 座布団付
¥16,500
SOLD OUT
九谷焼から手描きの陶磁器製 兜(かぶと)のご紹介です。 生地は磁器製の型から作られていますが、絵付けはハンドペイントで 九谷焼らしく多くの色を使い、色彩豊かなカブトに仕上がっています。 使われている色は実に多彩で、金・緑・朱・橙・白・黄・青・黒など 色によって焼成温度が異なるので、何回も焼かなくてはならず 大変な手間がかかっています。 また、これらの色は「盛」といって「一珍」と同じように 釉薬を盛り上げて塗られており、釉薬が浮き上がって見えるので 立体的になっています。 金色を多用しているので、九谷焼らしく絢爛豪華な雰囲気が出ています。 これらはすべて職人さんの手作業によるものなので、生き生きとしています。 5月5日の「子供の日」「端午の節句」に飾って頂いてもいいし かぶとは「日本」や「武士」「強さ」をイメージするものとして 扱って頂くこともできます。 場取らず、収納や出し入れも簡単ですので扱いやすくなっています。 本体 幅 18㎝ 奥行 13㎝ 高さ 10.5㎝ 磁器製
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清水焼 正文 作 福ねずみ 干支 手造り 置き物 朱紅
¥11,000
清水焼から藤平正文 作の干支のねずみの置き物のご紹介です。 来年の干支である鼠(ねずみ)をモチーフにした置き物です。 ねずみが武士の正装、庶民の礼服である裃(かみしも)を着て 二つの俵の上に乗り、七宝(七つの宝物)が入った袋を担いでいます。 この姿はどこかで見たことがあると思いますが、実は 七福神の大黒様の真似をしているんです。 大黒様は福徳や豊穣、財宝を人々に与える福の神として有名ですが ねずみとの関係が深く、大黒様の「神の使い」とされています。 ねずみには、災害を予知する能力があり、火事や地震が起きる前に 集まって安全な場所に避難する習性があり、日本の神話「古事記」で スサノオノミコトに火を放たれて逃げ場を失った大黒様を ねずみが救ったことから、神使・神獣とされました。 また、大黒様は北方の神とされ、北は十二支で子(ね)の方角に あたることからも、関係が大変深くなっています。 色は朱紅と独特な釉薬を使い、艶のある仕上がりとなっています。 俵の前面には「福寿」の文字が、後面には「吉祥」の文字があり いずれも大変縁起のいいものになっています。 幅 9㎝ 奥行 10.5㎝ 高さ 15.5㎝