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山中塗 鈴虫 扇面香合 桐木地
¥22,000
山中塗から鈴虫の木製香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で 炭斗に仕組んだり棚に飾ったり、帛紗や 紙釜敷にのせて床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため、漆器が 使われることが多くなっています。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの 種類があります。 桐木地を使った扇面型の本体の上面に鈴虫が 精巧に作られており立体的になっています。 表面にはススキや女郎花などの秋草が さりげなく描かれており秋の風情を 感じて頂けます。 ススキは金色で描かれゴージャスな雰囲気が 出ています。 月が大きめに渋めに表現されており 独特の雰囲気が出ています。 右端には黒竹が貼り付けられており 侘びた雰囲気をより感じることが 出来ます。 内側は木地そのものなので、外側よりも 白っぽくなっており無地でシンプルに なっています。 扇面型で縁起が良く、秋を感じる香合と なっています。 幅 10㎝ 奥行 5.5㎝ 高さ 5.5㎝ 木製
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加州 晃樹 作 淡々斎好写 日の出鶴 香合 桐材
¥88,000
加州・加賀から晃樹作の香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で 炭斗に仕組んだり帛紗や紙釜敷にのせて 床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため漆器が使われ 炉の時期は練り香を入れるため、陶磁器製が 使われることが多くなっています。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの 種類があります。 この香合は桐生地の表面に鶴が彫られ くちばしや目、羽に金色が塗られています。 蓋を開けると中央の香を置く部分は朱に 塗られ、その周囲には金散らしになっており 豪華でおめでたい雰囲気が漂っています。 白木地に金と朱色が清楚でさわやかな風合い も感じられます。 鶴は千年といわれ縁起がよく、おめでたい ので、長寿のお祝いや慶事に相応しい香合と いえます。 幅 11㎝ 奥行 6.7㎝ 高さ 2.5㎝ 木製
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越前塗 州浜(すはま)香合 朝顔蒔絵
¥14,190
越前塗から朝顔蒔絵の香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で 炭斗に仕組んだり帛紗や紙釜敷にのせて 床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため漆器が使われ 炉の時期は練り香を入れるため、陶磁器製が 使われます。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの 種類があります。 この香合は州浜(すはま)形をしています。 州浜とは海や池に突き出た洲のある水辺の ことで、洲浜を上から見下ろした形で輪郭に 出入りのある形をいいます。 白い木地に朝顔が色彩豊かに描かれていて さわやかで涼し気な雰囲気が出ています。 赤や緑、金色など鮮やかさがあり、貝を 張り付ける螺鈿(らでん)の技法が一部 用いられています。 小さい道具ですが多くの高い技術が 注ぎ込まれた逸品といえます。 幅 7㎝ 奥行 5.5㎝ 高さ 2㎝
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昭阿弥 作 蕗の薹(ふきのとう)香合
¥6,314
SOLD OUT
昭阿弥 作の香合のご紹介です。 香合とは香を入れておく蓋付きの器で主に茶道などで 使われます。 炭点前で使ったり、帛紗や紙釜敷の上にのせて 床の間に飾ったりもします。 11月から4月までは、炉の時季で練り香を使うので、 この香合のように陶磁器製を使うことが多いようです。 鑑賞の対象になることが多く、とても多くの種類があります。 この香合は蕗の薹(ふきのとう)を模して作られています。 蕗の薹は、雪が解けて暖かくなってきた頃に見られます。 春を待って出てくることから春の訪れを感じさせてくれます。 蔕(へた)の部分は濃い緑色で釉薬の垂れが見られます。 実の部分は交趾の様なこっくりとした深い黄色をしており こだわりと高級感を感じることができます。 厳しい寒い冬を耐え忍んで、地より生まれ出ずる植物と いうことで早春の茶事にぴったりの香合です。 径 4.5㎝ 高さ 4.5㎝
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信楽焼 高橋楽斎 作 狸(たぬき)香合
¥9,951
信楽焼から高橋楽斎 作の香合のご紹介です。 信楽の粗い土を手ごねで作った狸(たぬき)の香合です。 香合とは、主に茶道で使う香を入れておく器で 棚や床の間に飾ったりして、鑑賞の対象となります。 炉用は練香を入れるので陶磁器製が多く、風炉用は 香木を入れるので、漆器が多くなります。 香合の裏側や蓋を開けると小石の混じった土が確認でき 信楽らしい力強い風合いを感じることができます。 狸は夜行性であることから、茶道では夜咄(よばなし)の 茶事で使われることが多いようです。 夜咄(よばなし)とは厳冬期の夜間に行われる ろうそくの灯りのみで行う幻想的な茶事のことです。 また、狸は縁起もいいので、茶事の趣向に応じて 使うことができます。 お腹が大きくユーモラスな姿は話題にもなりそうです。 幅 4.5㎝ 奥行 5㎝ 高さ 4㎝
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昭阿弥作 香合 色絵 羽子板
¥9,317
昭阿弥 作の色絵香合のご紹介です。 香合とは、香を入れる蓋付きの器で、主に茶道で使われます。 炭点前に際して盆にのせて持ち出したり、炭斗に仕組んだり 床の間に古帛紗や紙釜敷にのせて飾ったりします。 鑑賞の対象として見られ、その季節やお茶会のテーマ 歴史的な意味や産地、材質など、小さな器ですが、 多くのことを物語っています。 炉用の香合は練香を入れるため、陶磁器製のものを 多く使います。 風炉用の香合は香木を入れるので、漆器のものを 多く使います。 この香合は新年にぴったりの羽子板と羽を形作ったもので とてもきれいな色合いとなっています。 赤と金色が新年らしいおめでたい雰囲気を出しています。 本体の側面には七宝柄が描かれており、羽には5色の交趾が 使われ大変手間がかかっています。 床の間や玄関先などに飾って、日本らしい新年を 迎えたいものです。 8.5㎝ × 4㎝ × 高さ 4.5㎝
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美濃焼 加藤日出夫 作 織部 はじき香合
¥33,000
美濃焼から加藤日出夫 作の香合のご紹介です。 香合とは、香を入れる蓋付きの器で、主に茶道で使われます。 炭点前に際して持ち出したり、炭斗に仕組んだり 床の間に古帛紗や紙釜敷の上にのせて飾ったりします。 鑑賞の対象として見られ、その季節やお茶会のテーマ 歴史的な意味や産地、材質など、小さな器ですが 多くのことを物語っています。 炉用の香合は練香を入れるため陶磁器製のものが多く 風炉用の香合は香木を入れるので漆器のものを多く使います。 加藤日出夫氏は、岐阜県の無形文化財保持者である 加藤十衛門の次男 加藤光衛門のご子息で十衛門の作風を 代々受け継いでいると言われ美濃焼の名手とされています。 この香合は、織部の釉薬を使って焼かれています。 形は「はじき」といわれ、蓋の甲に弦形の摘みが付いたもので 織部焼によく見られます。 弦で「はじく」ことから「はじき」と呼ばれています。 描かれた鉄絵の柄はそれぞれの面が全く異なるものに なっており、その時の気分で変えて両面使うことが出来ます。 上から見ると真円ではなく、ややおにぎり型に近いものに なっています。 蓋の摘みも変形しており、手作りの良さを感じるものと なっています。 定番ともいえるもので、飽きが来ない永く使って頂ける香合です。 幅 5.8㎝ 奥行 5.8㎝ 高さ 5㎝
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昭阿弥 作 祥瑞(しょんずい)蜜柑(みかん)香合
¥6,655
昭阿弥 作の蜜柑(みかん)香合のご紹介です。 香合とは、主に茶道で使う香を入れておく器で 棚や床の間に飾ったりして、鑑賞の対象となります。 炉用は練香を入れるので陶磁器製が多くなっています。 白磁で作られた生地は、蜜柑(みかん)の形に 成形されています。 へたが付けられ葉っぱが作られて凹凸がつけられています。 外側は染付で祥瑞(しょんずい)柄がびっしりと 手描きされ、高い技術と多くの手間が掛けられています。 祥瑞とは元々は中国明代末期に景徳鎮(けいとくちん)窯で 焼かれた染付の器のことですが、現代では同じような作風で 作られた主に染付の器のことを言います。 素地は白く、作りが丁寧、釉薬掛けは均一で、青色の発色が 鮮やかです。 この香合は縦方向の膨らみに添って、青海波・七宝紋・亀甲紋 など様々な異なる柄が描かれており、非常に細かい仕事が されています。 染付はこれだけ描いてあっても、落ち着きがあり飽きの来ない 風合いとなっています。 小さいながらも中身がぎゅっと詰まった器です。 径 5.5㎝ 高さ 4㎝
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鉄山 作 香合 織部 拍子木(ひょうしぎ)
¥8,910
SOLD OUT
鉄山 作の織部の香合のご紹介です。 香合とは香を入れておく蓋付きの器で主に茶道などで 使われます。 炭点前で使ったり、帛紗や紙釜敷の上にのせて 床の間に飾ったりもします。 11月から4月までは、炉の時季で練り香を使うので、 この香合のように陶磁器製を使うことが多いようです。 鑑賞の対象になることが多く、とても多くの種類があります。 この香合の形は拍子木(ひょうしぎ)といって長細い直方体の 木で出来た一対になったもので打って音を出すものです。 古来からの行事に使われたり、相撲や踊り、祭りや 演劇などにも使われてきました。 また火の用心など夜の警戒の鳴り物としても使われています。 この香合は白土を捏ねて、拍子木が少しだけずらしてある 状態を形作っています。 片方の拍子木の上面にだけ織部釉をかけ、その他の部分は 鉄釉で線が描かれています。 蓋を取ると香合を入れる部分には貫入が無数に入っています。 合わせ目は、ざらついた土の感じがあり土物の荒々しさが 見られます。 拍子木を使う火の用心の寒い季節や、それを使う行事に因んだ 場面で使えます。 5.7㎝ × 4.3㎝ × 高さ 2.5㎝
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昭阿弥 作 香合 赤絵 菊 兎(うさぎ)
¥6,600
SOLD OUT
昭阿弥 作の兎(うさぎ)香合のご紹介です。 香合とは、主に茶道で使う香を入れておく器で 棚や床の間に飾ったりして、鑑賞の対象となります。 炉用は練香を入れるので陶磁器製が多くなっています。 白磁で作られた生地は、側面に細かい溝が掘られ 菊のような形状になっています。 外側のほぼ全面に赤絵がびっしりと手描きされており 大変な手間が掛けられています。 最上部の平面部分には兎(うさぎ)が、その他の部分は 花や線、波紋などが細かく描かれています。 所々に緑が塗られており、赤絵とよくマッチしています。 内側は全くの白無地で、香がよく映えそうです。 干支の兎としても、5月の月見の頃にも使える香合です。 径 6㎝ 高さ 3.5㎝
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山中塗 宗広 作 香合 菊 蒔絵 木製 うるし塗
¥77,000
山中塗から宗広 作 菊 香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で炭斗に仕組んだり 棚に飾ったり、帛紗や紙釜敷にのせて床の間に 飾ったりもします。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの種類があります。 この香合の外側は「いじ塗」の技法で塗られ、その上に 菊の蒔絵が描かれています。 「いじ塗」とは、下地研立の上にうるしを厚めに塗り 乾漆粉を蒔いて固める塗り方です。 ここでは表面に細かい砂を蒔いたような凹凸があり ざらっとした感触が特徴となっています。 その上に、あたかも本物の菊の葉が使われているかのように リアルに蒔絵が描かれています。 この蒔絵は平面的なものではなく、立体的で凹凸があり 葉脈や茎まで忠実に再現されており、高い技術が 注がれています。 内側は朱塗の無地でシンプルなものとなっており 平坦で径が大きく香が置きやすくなっています。 多くの高度な技が使われた逸品といえます。 径 8㎝ 高さ 2㎝ 木製 うるし塗
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十代 大樋長左ヱ門 作 宝珠金彩 香合
¥132,000
大樋長左ヱ門 作の宝珠(ほうじゅ)の香合のご紹介です。 香合とは、主に茶道で使う香を入れておく器で 棚や床の間に飾ったりして、鑑賞の対象となります。 炉用は練香を入れるので陶磁器製が多く、風炉用は香木を入れるので、 漆器が多くなります。 この香合は宝珠を模して作られています。 宝珠とは、宝物とすべき玉、たからのたまの意味で 欲しいと思うものを、思うままに出すことが出来ると 言われている玉と言われています。 特に季節がないので炉の時期はいつでも使うことできそうです。 大樋焼でよく見られる飴釉の香合で、明るくやわらかい風合いで 土の様子もよく見え、土味をよく感じられるものとなっています。 円すい形の上部に金の横筋が3本あり、正面は筋が入れてあり黄土色になっています。 シンプルですが、大樋焼の特徴があり高級感あふれる香合となっています。 径 5.5㎝ 高さ 5.5㎝
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日本製 茶箱用 茶筅筒 茶器 香合 三点セット 高台寺 溜(木製)
¥16,500
日本製の茶箱用の茶筅筒 茶器 香合の木製三点セットのご紹介です。 茶箱点前で使うすべて小ぶりなサイズのもので、茶箱用の小さな茶筅を 入れる筒と、若干平たくて一回り小さくコンパクトな茶器と、小ぶりな香合が セットになっています。 溜色のベースに高台寺蒔絵が付けられています。 高台寺蒔絵とは、豊臣秀吉の菩提を弔うため、慶長十年1605年に秀吉の夫人である北政所が 京都に建立した高台寺霊屋とその調度品に施された蒔絵装飾をいい 菊や桐を完全に意匠化・文様化されています。 この三点セットには、その「高台寺蒔絵」を写して付けられています。 落ち着いた溜色に、金や赤を多用した華麗な柄がとても映えています。 木製ならではの軽さや持った時のやわらかい質感、高級感、風合いの良さを 感じて頂けるセットといえます。 茶筅筒 径 4.5㎝ 高さ 11㎝ 茶器 径 6.5㎝ 高さ 4.5㎝ 香合 径 4.8㎝ 高さ 2㎝ 木製
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日本製 茶箱用 茶筅筒 茶器 香合 三点セット 四季七宝 朱(木製)
¥16,500
日本製の茶箱用の茶筅筒 茶器 香合の木製三点セットのご紹介です。 茶箱点前で使うすべて小ぶりなサイズのもので、茶箱用の小さな茶筅を 入れる筒と、若干平たくて一回り小さくコンパクトな茶器と、小ぶりな香合が セットになっています。 深い朱色でどちらかというと、赤に近い朱で落ち着いた色合いがベースとなっています。 その上に連なっている継ぎ七宝の中に四季の草花が入れられています。 香合 茶器 茶筅筒に入れられている草花はすべて異なっており 桜、松、桔梗、梅、菊、楓、水仙など多くの植物があります。 それぞれの道具の異なる草花の柄を楽しんで頂けます。 木製ならではの軽さや持った時のやわらかい質感、高級感、風合いの良さを 感じて頂けるセットといえます。 華やさの中に落ち着きと本物の良さが混在する道具といえます。 茶筅筒 径 4.5㎝ 高さ 11㎝ 茶器 径 6.5㎝ 高さ 4.5㎝ 香合 径 4.8㎝ 高さ 2㎝ 木製
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日本製 茶箱用 茶筅筒 茶器 香合 三点セット 女桑(木製)
¥12,100
日本製の茶箱用の茶筅筒 茶器 香合の木製三点セットのご紹介です。 茶箱点前で使うすべて小ぶりなサイズのもので、茶箱用の小さな茶筅を 入れる筒と、若干平たくて一回り小さくコンパクトな茶器と、小ぶりな香合が セットになっています。 木地の表面にはキメの細かい木目が見え、いい材料を使っていることが分かります。 また、蓋と身の木目がぴったり合い、一片の木を加工して作られていることが分かります。 木地そのものが使われ、侘びた感覚がありシンプルなデザインとなっています。 傷も目立ちにくいので、気軽にお使い頂けます。 茶筅筒 径 5㎝ 高さ 11㎝ 茶器 径 6.5㎝ 高さ 5㎝ 香合 径 5㎝ 高さ 2㎝ 木製
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山中塗 木製 香合 茄子 うるし塗
¥16,500
山中塗から木製の茄子 香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で炭斗に仕組んだり 棚に飾ったり、帛紗や紙釜敷にのせて床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため、漆器が使われ 炉の時期は練り香を入れるため、陶磁器製が使われます。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの種類があります。 この香合は木をくりぬき、削って、茄子の形を作り へたなどを付けて、紫の色漆を塗って仕上げたものです。 ほんのりと薄い紫色は、なんとも言えない自然な色をしています。 ベッタリと均一的に色漆を塗っている訳ではなく、濃淡を付けて塗られており 木地の色が部分的に現れており、表面の風合いに変化が与えられています。 へたの部分も本物のように良く出来ています。 茄子の旬は、7月から8月頃なので夏の茶事にお使い頂けます。 7.5㎝ × 3.7㎝ × 高さ 3.5㎝ 木製 うるし塗
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山中塗 木製 香合 富士型 根来 うるし塗
¥7,370
山中塗から木製の富士型香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で炭斗に仕組んだり 棚に飾ったり、帛紗や紙釜敷にのせて床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため、漆器が使われ 炉の時期は練り香を入れるため、陶磁器製が使われます。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの種類があります。 この香合は漆器なので風炉の時季(5月から10月まで)に使えます。 この香合は富士山をイメージして作られています。 赤いので「赤富士」といったところでしょうか。 いずれにしても縁起のいい香合といえます。 紀州の根来塗技法を使って塗られており、下地に黒うるし、上塗に朱のうるしを塗って 所々研ぎ出して、下地の黒うるしを見せています。 内側は黒うるしのみのシンプルな配色となっています。 径 7.2㎝ 高さ 3.5㎝ 木製 うるし塗
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義峰 作 天川(あまかわ)香合 木製 うるし塗
¥57,618
土井義峰 作の天川(あまかわ)香合のご紹介です。 天川とは、中国広東省マカオをその昔日本では、「天川」といい 同港から舶載された漆器も「天川」と呼ばれました。 その中で最も優れていた香合の一つを写して作られたのがこの香合です。 何かの寺院など建物のような外観で、屋根のようなひさしのある上面に 彫りがあり、側面には雷紋と思われる彫が細かく彫られています。 下地に黒漆、上塗りに朱漆を塗って研ぎ出してあり 紀州の根来塗のような技法で作られています。 内側と底面は茶色のうるしが塗られており、独特の雰囲気があります。 異国の風情が感じられる珍しい造形の香合と言えます。 彫は異なりますが、17世紀(清の時代)に作られた天川香合は 北村美術館におさめられています。 径 7㎝ 高さ 5㎝ 木製 うるし塗
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山中塗 宗廣 作 香合 宗旦好 琉球 青貝 唐草文 木製 うるし塗
¥59,400
SOLD OUT
山中塗から宗廣 作の青貝香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で炭斗に仕組んだり 棚に飾ったり、帛紗や紙釜敷にのせて床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため、漆器が使われ 炉の時期は練り香を入れるため、陶磁器製が使われます。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの種類があります。 この香合は漆器なので風炉の時季(5月から10月まで)に使えます。 青貝(あおがい)とは、特定の貝を指すのではなく、漆工芸の一種で 漆面や木地に貝殻の紋様をはめ込んだもので、厚貝を用いたものを螺鈿(らでん)と呼び 薄貝を用いたものを青貝と呼びます。 この香合は、琉球国王から元伯宗旦に贈られたという、江岑箱書の 「唐物青貝唐草紋香合」の写しで千家伝来となっています。 香合表面と側面には、貝が唐草の模様にとても細かくはめ込まれていて 緻密な作業と高い熟練の技術が注がれていることが分かります。 その貝殻は見る角度によって、緑、ピンク、オレンジ、紫、青、白など 七色に輝いてとてもきれいです。 宗旦好みなので、ほとんど流派で使うことが出来ます。 径 6.5㎝ 高さ 2.5㎝ 木製 うるし塗
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高岡漆器 雲舟 作 香合 青海波 木製 うるし塗
¥42,900
高岡漆器から雲舟 作の木製香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で炭斗に仕組んだり 棚に飾ったり、帛紗や紙釜敷にのせて床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため、漆器が使われ 炉の時期は練り香を入れるため、陶磁器製が使われます。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの種類があります。 この香合は漆器なので風炉の時季(5月から10月まで)に使えます。 「青海波」(せいかいは)は古くから有名な文様の一つで 雅楽「青海波」の舞人の衣服に染められているところからの称です。 半円形の同心円紋を積み重ねた波形文様です。 この香合では、その文様を一つひとつ彫って、その上に朱のうるしで塗られており 大変な手間と熟練の技術が注ぎ込まれています。 ですので、青海波は立体的になっており、落ち着いた朱色で塗られて いい雰囲気が出ています。 内側はすべて黒塗でシンプルに仕上げられています。 径 7.3㎝ 高さ 2.5㎝ 木製 うるし塗
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越前塗 鮎蒔絵 扇面香合 桐材
¥11,732
SOLD OUT
越前塗から鮎蒔絵の扇面香合のご紹介です。 香合とは香を入れる蓋付きの器で、茶道で炭斗に仕組んだり 帛紗や紙釜敷にのせて床の間に飾ったりもします。 風炉の時期は香木を入れるため、漆器が使われ 炉の時期は練り香を入れるため、陶磁器製が使われます。 鑑賞の対象となることが多く、大変多くの種類があります。 この香合は扇の形をした桐木地に清流を泳ぐ鮎が描かれています。 木地の白さと相まって、涼し気な雰囲気が出ています。 右端には竹が貼られており、さわやかな印象があります。 鮎は、特に岐阜では鵜飼を連想させ、5月から10月までの間に 鵜飼が行われていることから、比較的長い間この香合を使うことが出来ます。 香を入れる内側はすべて木地となっており、シンプルですが桐材の風合いを 直接感じて頂ける香合となっています。 幅 10㎝ 奥行 5.5㎝ 高さ 2.5㎝ 桐材
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加藤弥右衛門 作 黄瀬戸 宝珠(ほうじゅ) 香合
¥55,000
加藤弥右衛門 作の宝珠(ほうじゅ)の香合のご紹介です。 加藤弥右衛門は、岐阜県の無形文化財だった、加藤十右衛門の 三男にあたります。 香合とは、主に茶道で使う香を入れておく器で 棚や床の間に飾ったりして、鑑賞の対象となります。 炉用は練香を入れるので陶磁器製になります。 風炉用は香木を入れるので、漆器となります。 この香合は宝珠を模して作られています。 宝珠とは、宝物とすべき玉、たからのたまの意味で 欲しいと思うものを、思うままに出すことが出来ると 言われている玉と言われています。 特に季節がないので炉の間はいつでも使うことできそうです。 黄瀬戸のやさしい肌に蓋の上部に、二重の円が彫られ 織部と思われる釉薬がかけられています。 濃厚な織部の色ではなく、ほんのりとやわらかい織部の色合いに仕上がっています。 内側は生地そのままの素朴な作りとなっています。 径 5.8㎝ 高さ 4.3㎝
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清水焼 清風与平 作 だるま 香合
¥132,000
清水焼から清風与平 作 だるま 香合のご紹介です。 香合とは香を入れておく蓋付きの器で主に茶道などで使われます。 炭点前で使ったり、帛紗や紙釜敷の上にのせて床の間に飾ったりもします。 11月から4月までは、炉の時季で練り香を使うので、この香合のように 陶磁器製を使います。 鑑賞の対象になることが多く、とても多くの種類があります。 この香合は、だるま(達磨大師)を模して作られています。 達磨大師とは、禅宗の開祖とされているインドの仏教僧で、 日本では「だるまさん」の名前で知られていますが、 南インドのバラモンの王子で、のちに中国に渡り修行を重ねたと伝えられています。 古来より多くの人が達磨を絵画化して愛してきました。 赤い衣を着て、座っているそのままの姿が作られています。 とても小さいので顔の表情ははっきりと分かりませんが、 かなり細かい部分まで描かれています。 禅宗の初祖ということで、大変ありがたい香合です。 床の間や仏間などに飾りたい力作です。 幅 5.2㎝ 奥行 4.2㎝ 高さ 5.3㎝
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楽焼 松楽 作 柚子(ゆず)香合 黄釉
¥12,100
SOLD OUT
楽焼から松楽 作の柚子(ゆず)香合のご紹介です。 香合とは香を入れておく蓋付きの器で主に茶道などで使われます。 炭点前で使ったり、帛紗や紙釜敷の上にのせて床の間に飾ったりもします。 11月から4月までは、炉の時季で練り香を使うので、この香合のように 陶磁器製を使います。 鑑賞の対象になることが多く、とても多くの種類があります。 楽焼は帰化人 飴屋(楽家初代 長次郎の父)が創始したものとされ 田中宗慶が豊臣秀吉から「楽」の金印を拝領したことから 楽焼の称がおこったとされています。 楽焼は茶道の盛行に伴い出現した日本独自の産物であり 質・形・色などその特徴はすべて茶の湯の精神に合致しています。 この香合は、柚子の形をデザイン化したものです。 何とも言えない黄釉が、こっくりとしたいい色をしており、 本物の柚子に見られる表面の凸凹も忠実に表現されています。 緑色の葉っぱ2枚がポイントとなっています。 柚子は冬の寒い時期がシーズンとされ、お風呂に入れる柚子湯や 料理の香り付けに使われたりします。 蓋を開けると外側とは異なった釉薬の様子が見られます。 径 5.5㎝ 高さ 4.5㎝