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戸上明道 筆 軸 横物 薫風 兜 画 仲春洋
¥77,000
臨済宗大徳寺派 吉祥山玉瀧寺 住職 戸上明道 筆 横物の軸のご紹介です。 この吉祥山玉瀧寺の開山は大徳寺第百七十世 清浄本然禅師 清厳宗渭大和尚で 寛永六年頃に創められました。 兜の画は仲春洋氏によるもので、「薫風」は戸上明道氏に 依るものです。 戸上明道氏は三重県に生まれ、龍谷大学卒業後、立命館大学院を修了し 大徳寺専門道場に掛塔、小田雪窓老師に師事しました。 一方、仲春洋氏は、日本画家 仲秋華の長男として京都に生まれました。 京都市立美術工芸学校を卒業して以後、今尾景年門下生、上田萬秋に師事。 京都市立絵画専門学校研究科を卒業後、洋画家太田喜二郎研究所にて 坪井一男に師事。 穎川美術館の日本画講師となり、後に宮内庁の依頼により 京都御所美術品の模写に従事し、四条派絵師として活躍。 五代 長谷川等伯の家系の十七代目となっています。 「薫風」とは、南の風、温和な風という意味ですが 元々は「薫風自南来 殿閣生微涼」という句から来ています。 兜の画が描かれていることから、5月5日の子供の日 端午の節句に掛けて頂きたい軸です。 幅 60.5㎝ 縦 121㎝
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橋本紹尚 筆 軸 横物 「梅 徧界香」
¥47,300
SOLD OUT
臨済宗大徳寺派 芳徳禅寺の住職 橋本紹尚 氏 筆の軸のご紹介です。 芳徳禅寺は奈良県奈良市にあるお寺で、 あの有名な剣豪 柳生宗矩が父 石舟斎宗厳の供養のために創建しました。 柳生宗矩は徳川秀忠の剣術指南役、家光の兵法指南役、 初代の幕府惣目付(大目付)となり、一大名までになりました。 芳徳禅寺の住職 橋本紹尚 氏は花園大学を卒業し 大徳寺第489世、小田雪窓老師に師事し 三玄院 先代 藤井誠堂老師より「紹尚」を拝命しました。 軸は横物で、「梅 徧界香」 意味は字そのもので 梅 徧界(へんかい)に香る、と読みます。 徧界の徧はあまねくという意味で、梅の香りが 辺り一面にあまねく広がっている様子を表わしています。 梅の季節2月から3月にかけて、使うことが出来る軸です。 字は凛とした、しっかりとした字で 柳生の里のお寺にふさわしい雰囲気が出ています。 幅 60.5㎝ 縦 119㎝
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軸 横物 画賛 餅つき 足立泰道 筆 「嘉祥」
¥66,000
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臨済宗大徳寺派 瑞龍山但馬国雲澤禅寺 和尚 足立泰道 筆の軸 横物のご紹介です。 「嘉祥」という字が直筆で書かれています。 「嘉」という意味は、よい とか結構であるという意味の他に めでたいという意味があります。 「祥」という字の意味は、めでたい事 吉事 さいわい などがあります。 2字とも同じような意味なので、「とてもめでたい」という意味になります。 画賛は餅付きをしている姿が描かれています。 年末から新年にかけてのおめでたい時期や 婚礼や出産、叙勲や表彰、新築や開業などのおめでたい行事などに 床の間に飾ったり、お祝いとして贈って頂いても、高尚な贈り物となります。 正月の餅つき、祝い事の際に餅をついて、振る舞うという、日本の伝統的な 風習が息づいた軸となっています。 幅 57㎝ 縦 117㎝
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軸 横物 兜(かぶと)「丈夫意気高」 上野道善 筆 画 西村欣魚
¥71,500
東大寺 真言院住職 上野道善氏 筆 横物のお軸のご紹介です。 兜の画は、西村欣魚(西村欣也)氏によるものです。 「丈夫意気高」(じょうぶのいきたかし)と禅語が書かれています。 同安(どうあん)和尚は、人間誰もが本来具有している仏性は世俗の塵の 中にあっても汚されることはないことを示して、次の詩を詠みました。 「丈夫には自ずから衝天の気有り、如来の行処に向かって行ずることなかれ」 (丈夫、すなわち一人前の人間には、元来天を衝くほどの勢いが誰にでもある。 だから、仏道を求めるにあたっては如来のあり方を模倣するのではなく、自ら の内なる貴い仏性を信じて真っ直ぐに進めばよい。)という意味です。 本来は深い意味がありますが、ここでは単純に、勢いがある様子と 兜の画がぴたりと当てはまる感じがします。 兜の画も力強く、立派に描かれています。 端午の節句に床の間やお部屋に飾って頂けます。 幅 60㎝ 高さ 120㎝
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軸 横物 雛 「桃花笑春風」 大徳寺派 吉祥寺 辻宗雲 筆
¥38,500
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京都紫野、臨済宗大徳寺派 吉祥寺 辻宗雲和尚の筆による お軸のご紹介です。 吉祥寺は承応2年、大徳寺189世仙渓和尚を開山として 創建されました。 北原白秋の妻、章子が当寺で吉祥寺歌鈔を発表したり 瀬戸内寂聴の小説「ここを過ぎて・白秋と三人妻」で当時そ紹介しています。 画はお雛様、京雛が描かれています。 「桃花笑春風」(とうかしゅんぷうにえむ)の由来です。 中国の唐代に崔護(さいご)という人がいました。 ある年の清明節に郊外を散歩していて立ち寄った家で優しい女性と 知り合い、楽しいひと時を過ごしました。 その一年後、崔護が再びその家を訪ねてみると、門が固く閉ざされていたので 次の詩を書きつけて帰りました。 去年の今日、この門の中 人面桃花相映じて紅なり 人面は知らず、何処にか去るを 桃花旧に依りて春風に笑む 会えなくて残念だったけれども、桃の花だけは去年と変わらず 春風の中で美しく咲いている、と詠んだ詩の一部を採ったのがこの句です。 幅 55.5㎝ 高さ 127㎝
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軸 横物 「嘉祥」 足立泰道和尚 筆 餅つき 画賛
¥66,000
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臨済宗大徳寺派 瑞龍山雲澤禅寺 足立泰道和尚による筆で 横物のお軸のご紹介です。 「嘉祥」の「嘉」も「祥」もめでたいことを意味します。 お正月やおめでたいことがある時に、床に飾って頂ける軸です。 画賛は餅をついているもので、松泉の文字が見て取れます。 新年のおめでたい時でも、結婚式や新築や開店、長寿など あらゆるおめでたい席にぴったりです。 そうした、喜びごとがあった先様へ、お祝いとして 贈るのも、気持ちが伝わっていいかもしれません。 幅 57㎝ 高さ 118㎝
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上村米重 軸一行 秋草の図
¥44,000
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上村米重 作 軸一行のご紹介です。 桔梗 女郎花 すすき 萩など秋草が絶妙な構図で描かれています。 夏過ぎから冬までの間、床の間や玄関先など飾るスペースのある 場所に飾って頂けます。 上村氏プロフィール 1950年 新潟県に生まれる。 1972年 日本図案家協会会員 金原明石氏に染織図案と染色の基礎を習う 1980年 日本南画院理事 村田幸之助氏に日本画、水墨画を師事 1982年 工房上村を設立 染色作品を作りながら、水墨画を南画院展に毎年出展 1985年 日本南画院正会員 1991年 日本染織作家協会入会 染色作品を毎年出展 1992年 京都彩芸美術入会 染色作品を毎年出展 1998年 日本染織作家協会正会員 日本染織作家協会理事 京都彩芸美術組合理事 賞歴 日本染織作家展 京都府知事賞 協会奨励賞 他 京都彩芸美術展 近畿通商産業局長賞 近畿経済産業局長賞 京都市長賞 他 日本南画院展 奨励賞3回 他 縦 172㎝ 幅 30㎝