-
桜皮 樺細工 木製 小箱 ハガキサイズ チラシ皮
¥13,200
SOLD OUT
桜皮細工(樺細工)の木製小箱のご紹介です。 桜皮を使用した細工物の美しさは、古く万葉集や源氏物語でも称えられており 正倉院の御物にも筆 弓 刀の鞘(さや)などに 桜の皮を使ったものが見られます。 樹皮加工は今から200年前、江戸時代中期に秋田県北部の阿仁地方から 藤村彦六が角館に伝えられたとされ、佐竹城主の庇護のもと下級武士の 手内織から生業へと変遷を重ねました。 高度な技術の蓄積、多様性の追求により、我が国固有の樹皮加工を 工芸品へと発展させました。 桜皮の持つシックな光沢と、桜皮の特性である通気性、通湿性を生かした 生活用品は、日本の格調ある手工芸品として、広く愛されています。 昭和51年、通産大臣による伝統工芸品の指定を受けています。 この樺細工に使われる桜は東北地方の山桜で、厳しい気候で育った山桜ほど 美しく耐久性が高いと言われています。 桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、1、2年陰干しして乾燥させたものを使います。 この小箱は、外側はもちろん内側も裏面にいたるまで全面に桜皮が 貼り付けられています。 蓋の外側には、チラシ皮が使われています。 チラシ皮は、表面が灰色で部分的に白色のものをいい、山桜の樹皮の中でも 趣きがあり渋い色調であることから、大変希少価値があり、削らないで 自然の風合いを残したまま、使われています。 それ以外の部分は、蓋の裏側、本体の内側、外側、底面に至るまで 無地皮といって、通常よく使われる山桜の表面を削り、丁寧に磨いたものを 使っています。 近年、程度のいい桜の皮が採れにくくなっており、深刻な材料不足となっており 一枚皮を惜しみなく使ってあるものが少なく、希少品となっております。 天然素材の素朴さや美しさ、使い込む程、時を経る程、変化する色調 奥行のある光沢などに優れた特徴があります。 秘蔵せずに日常使い込む事が最良の手入れ方法です。 柔らかい布で乾拭きをしますと、特有の光沢が増します。 輸入による樺細工の類似品が出回っておりますので 信用のおける専門店でのご購入をおすすめいたします。 18.7㎝ × 13.5㎝ × 高さ 5.5㎝ 木製 桜皮
-
輪島塗 最高級 筆箱・箸箱 兼用 桔梗 木製 本うるし塗
¥13,200
輪島塗から、最高級の筆箱と箸箱兼用のかぶせ箱のご紹介です。 輪島塗は石川県輪島地方の特産で、堅牢な実用漆器が中心です。 最初は根来塗と同様に塗立てであったが、やがて磨き上げるようになりました。 また、沈金(ちんきん)などの装飾も始められるようになりました。 沈金とは鎗金(そうきん)ともいい、漆面に針彫で文様を施し、 彫ったその溝の中に、生漆摺り込み、金箔を押し込む漆芸技法の一つです。 輪島塗の特色は、この沈金と特殊な地粉を用いた堅牢な下地にあります。 そのどちらも用いて作られたのが、この筆箱・兼箸箱です。 いかにも下地に手を加えられたことが予想される、ぽってりとした塗りが 印象的で、何十年も使えそうな雰囲気を感じます。 蓋の表面には沈金、鎗金の技法が用いられており、彫られた桔梗の形に 金箔と、緑や紫の色漆が摺り込まれて作られています。 箱の蓋の形は緩やかな曲面があり、かぶせ箱となっています。 筆は2.3本、箸は2膳ほど入れることが出来ます。 輪島塗の特色をすべて持つこの箱は、まさに一生ものといえる逸品です。 全長 26㎝ × 幅 6㎝ × 高さ 2㎝ 木製 本うるし塗
-
桜皮細工 × 箱根寄木細工 メールボックス レターサイズ
¥11,000
SOLD OUT
秋田県の伝統工芸品である、桜皮細工と箱根の寄木細工との コラボレーションで作られた、メールボックスのご紹介です。 秋田県の角館で江戸時代から伝わる「樺細工」です。 樺細工の樺とは「山桜の樹皮」のことを指します。 230年も受け継がれてきた技術は、現代にも生き続けています。 桜の樹皮を光沢が出るまで削り、ニカワで貼り付けて成形します。 自然素材である桜皮は、それぞれが異なる表情を持ち 二つとして同じ物は出来ません。 決して華美ではなく、奥ゆかしい美しさと、厳粛な力強さを 併せ持つ、100%ハンドメイドの一品です。 箱根寄木細工の技法を使っているため、一見すると純和風というよりは、 レターボックスという洋風にも思えるイメージです。 和風の重々しい感覚ではなく、カジュアルな感じで気軽にお使い頂けます。 サイズはハガキや封筒などの小ぶりな郵便物などを入れられる大きさです。 内側はシンプルなブラウン一色です。 洋風の書斎でも、和風の一室でも、どちらでもマッチする 高級感のあるレターボックスです。 17㎝ × 25.5㎝ × 高さ5㎝ 木繊維版 ウレタン塗装
-
越前塗 木製 短冊箱 掻合せ
¥6,600
SOLD OUT
越前塗りから、木製の短冊入れのご紹介です。 ひもが付いていて、外側にひもで結べるようになっています。 一見すると、大名や殿様の手紙入れのような、荘厳な感じの短冊入れです。 傷が目立ちにくい搔合せ塗りで、角が朱塗りの縁取りがなされています。 かぶせの蓋なので、蓋が外れたり、中身が落ちにくいようになっています。 また、短冊が取り出しやすいように、切れ込みがあるので下のほうに入っている短冊も、簡単に、短冊を痛めることなく取り扱いをすることが出来ます。 短冊以外でも、大切な書類 賞状や手紙などを丸めて入れて頂いても、とても絵になります。 短冊自体は紙の厚さにもよりますが、15枚以上入れることが出来ます。 42 × 12 × 高さ7cm