-
清水焼 昭阿弥 作 淡彩 唐子(からこ) 湯さまし
¥8,250
清水焼から昭阿弥 作の湯さましの ご紹介です。 湯さましとは、煎茶を頂く時に湯を急須に 注ぐ前に湯を冷ますために 一旦溜めておく器です。 飲み頃の温度の湯はお茶をより一層美味しく してくれるので、特にいいお茶に使いたい 器で煎茶道では必須のアイテムとなります。 上から見ると花びらのような形をしており、 胴は丸みを帯び口は反り型になっています。 薄手の磁器製で持つと軽くて繊細さを 感じます。 唐子(からこ)が色絵で描かれていて、 淡くてやわらかくやさしい感じがあります。 2種類の緑色、黄色、朱色、染付など多くの 色が使われていて、とてもきれいです。 「唐子」とは中国風、特に唐代の服装や 髪型をした童子の総称です。 元来は風俗画の主題ですが、中国趣味に 基づく工芸意匠などに多く見られます。 こちらは五人唐子で茶道具にもこの柄が よく見られ、昔から使われているようです。 高台の部分には、雷紋が描かれていて 更に雰囲気が出ています。 雷紋など染付も薄い色が描かれており、 全体に淡い雰囲気が出ています。 幅 8㎝ 奥行 6.8㎝ 高さ 4.5㎝ 容量 100㏄(満水時)
-
萩焼 田原陶兵衛 作 煎茶碗揃
¥66,000
萩焼から田原陶兵衛作の煎茶碗揃えのご紹介です。 この煎茶碗揃は普通の一般的な煎茶碗ではなく、 様々な流派が存在する煎茶道などで、玉露などのいい茶が使われる 本格的な煎茶揃えです。 ぐい呑みを大きくしたようなサイズの煎茶碗が6客付いています。 湯冷ましと宝瓶(ほうひん)が一つずつ付いています。 宝瓶とは持ち手がない小さな急須のことです。 湯冷ましで適度な温度まで湯を冷ましてからお茶を入れます。 萩焼らしい、こっくりとしたビワ色の肌の上に白い釉薬が かけられています。 白い釉薬は下まで垂れずに、途中で止まっているので 上下ツートンのような感じになっています。 煎茶碗は内側はすべて白い釉薬がかかっており、お茶の緑の色が とても映えて、きれいに見えます。 高台の径が大きめでとても安定しています。 口の部分は羽反りになっており、飲みやすい形状となっております。 貫入が入っており、使い込んで頂くと、味わい深くなってきます。 湯冷ましは楕円形の絶妙なカーブを描いていて、巧みな造形となっています。 宝瓶は口径が広く寸胴なので、茶葉が捨てやすかったり、洗いやすく 手入れがしやくなっています。 煎茶碗 口径 6㎝ 高さ 4.5㎝ 宝瓶 口径 9㎝ 高さ 5㎝ 容量 150cc