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赤津焼 山口錠鉄 作 蓋置 総織部 夜学
¥14,850
赤津焼から山口錠鉄 作の蓋置のご紹介です。 蓋置とは茶道で使う釜の蓋を置く道具です。 柄杓を引くのにも用いますが茶会のテーマや 季節ごとに形や材質、柄などを合わせて 使います。 棚の上に飾ったりもするので非常に目立って 小さい道具ですが、なくてはならない 存在です。 この蓋置は夜学と呼ばれ、昔の中国で夜、 読書をする時に用いた灯明の火皿を置く台を 転用したものです。 甕(かめ)のような形をしており、火灯窓の ような透かしが数か所あります。 すべて手作りで成形され、透かしが施されて おり、反りなどメリハリのある造形で 作陶技術の高さを感じます。 全体に織部釉が掛けられた、総織部で侘びた 雰囲気を出しています。 秋の夜長、読書の季節にぴったりの 蓋置といえます。 径 6㎝ 高さ 6㎝
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清水焼 中村翠嵐 作 蓋置 蟹(かに)交趾焼
¥48,400
清水焼から中村翠嵐 作の蓋置のご紹介です。 蓋置とは茶道で使う釜の蓋を置く道具です。 柄杓を引くのにも用いますが茶会のテーマや 季節ごとに形や材質、柄などを合わせて 使います。 棚の上に飾ったりもするので非常に目立って 小さい道具ですが、なくてはならない 存在です。 交趾とは、元々明代後期に中国南部の 交趾地方で作られた、色彩軟陶の総称で 色彩豊かな釉薬が使われています。 この蓋置は艶のある赤茶色の深い色合いに 仕上げられており翠嵐としては珍しい色の 部類に含まれます。 七種の蓋置の一つで、その時の趣向にも よりますが季節としては6,7,8月頃の 夏か海や川のテーマが相応しいと思われます。 すべて手づくりで精巧に作られた逸品です。 幅 7㎝ 奥行 4.5㎝ 高さ 2.7㎝
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山形鋳物 木越政兵衛 作 蓋置 唐銅(からかね)栄螺(さざえ)銀古色
¥37,400
奥州山形鋳物の蓋置のご紹介です。 唐銅製で栄螺(さざえ)の形をしています。 唐銅(からかね)は銅と少量の鉛や錫などの 合金で黒味を帯びています。 その製法が元々中国から伝わったために 「唐」から伝わった銅という意味で、 こう呼ばれるようになりました。 元々は本物の栄螺の内側に箔押ししたものを 使ったのが最初といわれており、のちに 唐銅や陶磁器製のものが使われるように なりました。 この蓋置は鋳物ですが、その表面はとても 細かくリアルな細工がなされており、 作家さんの技術の高さを実感できます。 少しくすんだ銀色がつけられており 鈍く輝く色が特徴となっています。 重厚感があり安定しており、高級感も 感じられます。 釜の蓋や柄杓を置く時は裏返して 使うようです。 七種の蓋置の一つです。 6㎝ × 5㎝ × 高さ 3.5㎝ 唐銅
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山川巌 作 蓋置 桐唐草 削ぎ
¥11,660
山川巌 作の桐唐草の蓋置のご紹介です。 蓋置は茶道で使われる道具で、釜の蓋を置いたり 柄杓を置くのに使われます。 白土を加工し上部に「一珍」の技法で桐と唐草文様が 細かく描かれ、緑や金などの色が使われて、豪華さと 気品のあるデザインとなっています。 「一珍」とはチューブ状の袋の中に泥釉を入れ、 それを押し出して線の文様を描くもので、 高く盛った線が特徴となっています。 凹凸が柄の輪郭と立体的になっており 触っただけで分かる技法です。 また、その下には縦に削ぎがいくつも入れられて レリーフの凹凸のある造形となっています。 下部よりも若干上部が広く、釜の蓋を置きやすく また安定もしており、使いやすい蓋置といえます。 生地は無地のクリーム調の色で、すっきりとした ハイセンスなデザインとなっています。 径 5.5㎝ 高さ 6㎝
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中村秋峰 作 三猿 蓋置
¥44,000
中村秋峰 作の三猿の蓋置のご紹介です。 蓋置は茶道で使われる道具で、釜の蓋を置いたり 柄杓を置くのに使われます。 3頭の猿がそれぞれが目と耳と口を手で覆って 背中合わせに座っています。 これは「見ざる、聞かざる、言わざる」を意味しており 人は自分にとって都合の悪いことや、相手の欠点を 見たり、聞いたり、言ったりしがちだが、そういうことは しないほうがいいという戒めの意味があります。 茶色の土を使って、顔はもちろん毛並みや足の爪、しっぽまで 精巧に作り込まれています。 猿が金色のちゃんちゃんこを着ており豪華さもあります。 単なる道具であるだけではなく、人生の教訓も示してくれる 逸品といえます。 幅 5㎝ 奥行 4.5㎝ 高さ 4.3㎝
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谷古石香 作 蓋置 即中斎好写し 織部 松竹梅
¥20,637
谷古石香 作 織部の蓋置のご紹介です。 蓋置は茶道で使われる道具で、釜の蓋を置いたり 柄杓を置くのに使われます。 本歌は楽家覚入が作った即中斎好みの蓋置となっており それを写して作られたものです。 手ごねで成形された丸みを帯びた温かみのある形をしており 小さいのにずっしりと重厚感があり中身が詰まった感じです。 肌色の生地の色をしており、表面には無数のピンホールが 見られ土味を感じることが出来ます。 胴の部分がくびれ上下が少し大きくなっているので 安定しており持ちやすく扱いやすい形状をしています。 織部の釉薬が一方に掛けられ、松・竹・梅がさりげなく 描かれており、縁起がよくなっています。 土もののやわらかさと、風合いの良さを感じる逸品です。 径 6㎝ 高さ 5.5㎝
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㐂一作 蓋置 武蔵野 乾山
¥6,934
SOLD OUT
㐂一作の乾山の蓋置のご紹介です。 蓋置は茶道で使われる道具で、釜の蓋を置いたり 柄杓を置くのに使われます。 「武蔵野」は関東の地名を指し「秋の風情を感じる原野」や 「月の名所」をここでは意味しています。 赤茶色の土を成形し、上から見ると三日月型に作られており 秋の代名詞の「月」を表現しています。 絵柄は灰色の釉薬の上にすすきが緑・錆・金などの色で さりげなく描かれ「秋の風情」が乾山風に表現されています。 秋の茶事にぴったりの蓋置といえます。 6㎝ × 5.3㎝ × 高さ 5.7㎝