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木曽塗 一閑張 文庫 うるし塗
¥13,200
SOLD OUT
木曽塗から一閑張の文庫のご紹介です。 一閑張(いっかんばり)とは漆工芸の一種で 和紙をうるしで張り重ねたものを器胎とした 漆器をいいます。 大変軽くて変形しづらく、ざんぐりした 味わいがあります。 江戸時代初期に飛来一閑(ひらいいっかん) が創始したことから、こう呼ばれるように なりました。 この文庫は厚紙の上に和紙を張り柿渋を塗り 直接うるしを塗って仕上げられています。 純日本紙の楮(こうぞ)、三椏(みつまた) などの原料の紙を用い、糊などは一切使わず 生漆一本で塗り上げているので、ほとんど 堅地の塗りと遜色ない高級品となります。 和紙の風合い、柿渋とうるしの色が調和し しっとりとした味わい深いものに なっています。 複数の異なる素材を重ねているため所々に 凹凸や濃淡などの変化があり手づくりの証と なっています。 A4紙を余裕で入れられるサイズなので 実用的で使いやすくなっています。 和紙を使っていますので、水洗いは避けて頂き 濡れ布巾で軽く拭く程度にして下さい。 33.5㎝ × 28.3㎝ × 高さ 6.5㎝ 和紙製 柿渋 うるし塗
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讃岐塗 一生ものの硯箱(文庫)木製 くりぬき すりうるし塗
¥24,200
讃岐塗から木製くりぬきの硯箱(文庫)のご紹介です。 一片の木をくり抜いて、研ぎ出して作られているので とても丈夫で堅牢な作りになっています。 通常、箱型の漆器は底板と側面の板を張り合わせて 作られていることが多く永年使用すると、乾燥や劣化などで 板と板がすいてきたり、浮いてきたり強いショックを 与えたりすると場合によっては、板が剥がれたり割れたり することがありますが、この硯箱は一片の木をくりぬいて 作られているため、こうした事が極めて少なく、 大変高い耐久性をもっております。 正に「一生ものの硯箱」といっても過言ではありません。 塗りはすり漆塗りで、幾度も塗り重ねられており、 美しい木目が見え自然の木目が硯箱の柄となっていて、 木のぬくもりを感じて頂くことが出来ます。 真塗りとは違い、すり漆塗りは傷が目立ちにくいので、 あまり気を遣うことなく気軽にお使い頂けます。 また、永年お使い頂くことで、細かい擦れや傷がついても 「本物」は使い込むことで時代がついて、 いい表情になっていきます。 中板が付いているので、硯箱として手入れが しやすくなっています。 また、中板を外してハガキや封筒など小ぶりな書類を入れて 小さな文庫として使うことも出来ます。 すべて職人の手作業で自然の木をくり抜き、削り出して 磨いておりますので若干の擦れや磨き跡が残っている箇所が ございますこと、また、自然な木目や色などの変化があること 何卒ご了承下さいませ。 外寸 26㎝ × 19㎝ × 高さ 6㎝ 内寸 23.6㎝ × 16.7㎝ × 高さ 3.6㎝ (中敷きなし) 木製(栃材) すり漆塗り
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飛騨春慶塗 木製 布張文庫 うるし塗り A4サイズ
¥11,000
飛騨春慶塗から木製のA4サイズの文庫のご紹介です。 木地は樹齢150年から200年の材料を使い、木は変形する性質があるので 通気性をよくして数年間、乾燥させます。 塗りはうるしが使われており、木地磨き、目止め、下塗り、仕上げ磨き、 摺り漆、コクソ巻き、すり漆、上塗り、乾燥と、多くの工程を経て 作られています。 飛騨春慶塗は四百年前から、日本に伝わる伝統工芸品です。 本物の春慶塗は塗りたては、濃い色をしていますが、 何年もかけて色が次第に薄くなっていき、最後には木地が透けて見えてきます。 色が薄くなると同時に、塗りが固く丈夫になっていきます。 春慶塗は何年もかけて、完成形となっていきます。 漆の皮膜は半永久的に呼吸し続け、通気性と抗菌効果があり 酸、アルカリ、塩分、アルコールなどに侵食されることがなく 防水性、防腐性、熱や電気の絶縁性にも優れています。 何百年も前の春慶塗が現存しているのは、こうした理由があります。 大切な書類を保管しておくのにはふさわしい高級文庫です。 この文庫はA4サイズの書類が入れられますので、仕事でもご自宅でも 便利に使うことができます。 底には布張がなされており、アクセントとなっています。 シンプルであるがゆえに、ごまかしのきかない永く使える逸品です。 32㎝ × 24㎝ × 5.5㎝ 木製 うるし塗
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桜皮 樺細工 木製 小箱 ハガキサイズ チラシ皮
¥13,200
SOLD OUT
桜皮細工(樺細工)の木製小箱のご紹介です。 桜皮を使用した細工物の美しさは、古く万葉集や源氏物語でも称えられており 正倉院の御物にも筆 弓 刀の鞘(さや)などに 桜の皮を使ったものが見られます。 樹皮加工は今から200年前、江戸時代中期に秋田県北部の阿仁地方から 藤村彦六が角館に伝えられたとされ、佐竹城主の庇護のもと下級武士の 手内織から生業へと変遷を重ねました。 高度な技術の蓄積、多様性の追求により、我が国固有の樹皮加工を 工芸品へと発展させました。 桜皮の持つシックな光沢と、桜皮の特性である通気性、通湿性を生かした 生活用品は、日本の格調ある手工芸品として、広く愛されています。 昭和51年、通産大臣による伝統工芸品の指定を受けています。 この樺細工に使われる桜は東北地方の山桜で、厳しい気候で育った山桜ほど 美しく耐久性が高いと言われています。 桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、1、2年陰干しして乾燥させたものを使います。 この小箱は、外側はもちろん内側も裏面にいたるまで全面に桜皮が 貼り付けられています。 蓋の外側には、チラシ皮が使われています。 チラシ皮は、表面が灰色で部分的に白色のものをいい、山桜の樹皮の中でも 趣きがあり渋い色調であることから、大変希少価値があり、削らないで 自然の風合いを残したまま、使われています。 それ以外の部分は、蓋の裏側、本体の内側、外側、底面に至るまで 無地皮といって、通常よく使われる山桜の表面を削り、丁寧に磨いたものを 使っています。 近年、程度のいい桜の皮が採れにくくなっており、深刻な材料不足となっており 一枚皮を惜しみなく使ってあるものが少なく、希少品となっております。 天然素材の素朴さや美しさ、使い込む程、時を経る程、変化する色調 奥行のある光沢などに優れた特徴があります。 秘蔵せずに日常使い込む事が最良の手入れ方法です。 柔らかい布で乾拭きをしますと、特有の光沢が増します。 輸入による樺細工の類似品が出回っておりますので 信用のおける専門店でのご購入をおすすめいたします。 18.7㎝ × 13.5㎝ × 高さ 5.5㎝ 木製 桜皮
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讃岐塗 坂本雪斉 作 木製 蒟醤(キンマ) 彩色 文庫 うるし塗(難あり) A4
¥33,000
SOLD OUT
讃岐塗から坂本雪斉 作 木製の蒟醤(キンマ)の彩色 文庫のご紹介です。 蒟醤(キンマ)とは、漆工芸の一種で、この文庫の場合は竹製ではありませんが 多くは竹組の籃胎(らんたい)に堅地を付けて、その上に漆を厚く塗り重ねて これに蒟醤(キンマ)刀で彫刻し、その彫口に堅く練った色漆をヘラで摺り込んで 研ぎ炭で文様が鮮明になるまで研ぎ出したものをいいます。 他に「描き蒟醤(キンマ)」といって、朱漆で文様を描いた上に、伏せ漆をかけて 平面に研ぎ出す手法もあります。 蒟醤(キンマ)の語源はタイの植物キンマに由来し、これを盛る器の文様表現技法に 特色があったため、その技法を日本では蒟醤(キンマ)と呼ぶようになりました。 天保年間に玉楮象谷(たまかじぞうこく)が讃岐で蒟醤(キンマ)の技法を試み 以来代表的な産地になっています。 作者の坂本雪斉は、この玉楮象谷(たまかじぞうこく)の実弟 黒斉に師事し 昭和26年に時の皇后様にキンマの調度品や衣装箱を納め、 昭和36年には浩宮様(現天皇陛下)にキンマの文机を納めています。 とても高い技術で大変細かい仕事がされており、天皇家に納めたのも 十分に納得がいく逸品です。 この文庫は単色ではなく、朱・緑・青・茶など複数の色が使われており 「彩色」の品名通り、多彩な色彩となっています。 A4紙が楽に入る大きさで厚みがあり、ある程度の量が入るようになっています。 内側には二段に書類を入れられ、分類できるように工夫されています。 大変な手間が掛かっているからか、とても存在感があり 見た目も落ち着きがあり、大変美しくなっています。 この文庫の蓋の角の部分 数か所にザラツキがあり、表面の塗装に歪みが見られるため 難ありとして今回、特別価格にてご提供させて頂きます。(現品限り) ご承知おきの上、お買い求め下さい。 幅 24㎝ 奥行 32㎝ 高さ 12.8㎝ 木製 うるし塗
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讃岐塗 坂本雪斉 作 木製 蒟醤(キンマ) 文庫 うるし塗(難あり) A4
¥22,000
SOLD OUT
讃岐塗から坂本雪斉 作 木製の蒟醤(キンマ)文庫のご紹介です。 蒟醤(キンマ)とは、漆工芸の一種で、この文庫の場合は竹製ではありませんが 多くは竹組の籃胎(らんたい)に堅地を付けて、その上に漆を厚く塗り重ねて これに蒟醤(キンマ)刀で彫刻し、その彫口に堅く練った色漆をヘラで摺り込んで 研ぎ炭で文様が鮮明になるまで研ぎ出したものをいいます。 他に「描き蒟醤(キンマ)」といって、朱漆で文様を描いた上に、伏せ漆をかけて 平面に研ぎ出す手法もあります。 蒟醤(キンマ)の語源はタイの植物キンマに由来し、これを盛る器の文様表現技法に 特色があったため、その技法を日本では蒟醤(キンマ)と呼ぶようになりました。 天保年間に玉楮象谷(たまかじぞうこく)が讃岐で蒟醤(キンマ)の技法を試み 以来代表的な産地になっています。 作者の坂本雪斉は、この玉楮象谷(たまかじぞうこく)の実弟 黒斉に師事し 昭和26年に時の皇后様にキンマの調度品や衣装箱を納め、 昭和36年には浩宮様(現天皇陛下)にキンマの文机を納めています。 とても高い技術で大変細かい仕事がされており、天皇家に納めたのも 十分に納得がいく逸品です。 A4紙が楽に入る大きさで厚みがあり、ある程度の量が入るようになっています。 内側には二段に書類を入れられ、分類できるように工夫されています。 大変な手間が掛かっているからか、とても存在感があり 見た目も大変美しくなっています。 この文庫の蓋の角の部分に数か所ザラツキがあり(傷ではありません) 見た目ではほとんど分かりませんが、難ありとして今回、特別価格にて ご提供させて頂きます。(現品限り) 24.5㎝ × 32㎝ × 高さ 12.5㎝ 木製 うるし塗
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越前塗 木製 文庫 沈金松 黒 うるし塗 A4サイズ
¥27,500
越前塗から真塗りの木製文庫のご紹介です。 全体を黒のうるしで塗られた、フォーマルなタイプの文庫です。 蓋の表面には松の「沈金」が施されています。 「沈金」とは、塗装面にノミで細かな文様を彫り、その彫った溝にうるしを摺り込んで 更にその溝に金箔や金の粉を摺り込んで、模様を作っていく技法です。 黒の生地に金の繊細な模様がとても映えて、高級感があります。 木製の木地に本うるしを塗って沈金を施した「本物」の風合いを感じて頂けます。 その昔、貴族や大名など位の高い高貴な人々が使っていたと思われる作りです。 サイズはA4の書類が入れられるので、実用的です。 本体の側面が切立ではなく、側面の中央部が膨らんんで作られており 書類が取り出しやすいよう、また本体が持ちやすいよう工夫がなされています。 デザイン的にも一手間加えたものとなっています。 沈金で描かれた「松」は大変縁起のいい象徴となっています。 松は常緑樹で、冬でも青々としているその姿から、不老長寿・不変の健康 金運や繁栄の象徴とも言われています。 お正月の門松に必ず使われるのも、縁起がいいからかもしれません。 松・竹・梅と三段階の最上のランクになっていますし、 神を待つ木ともされ、神社仏閣、お城、日本庭園ではよく見られ 「神様に松に宿って、お守りください」という願いが 込められているのかもしれません。 25㎝ × 33.5㎝ × 高さ6.5㎝ 木製 うるし塗
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桜皮 樺細工 文庫 内木目貼分け 鉄線 A4サイズ
¥13,200
桜皮細工(樺細工)の文庫のご紹介です。 桜皮を使用した細工物の美しさは、古く万葉集や源氏物語でも称えられており 正倉院の御物にも筆 弓 刀の鞘(さや)などに 桜の皮を使ったものが見られます。 樹皮加工は今から180年前、秋田県北部の阿仁地方から 角館に伝えられたとされ、佐竹城主の庇護のもと下級武士の 手内織から生業へと変遷を重ねました。 高度な技術の蓄積、多様性の追求により、我が国固有の樹皮加工を 工芸品へと発展させました。 桜皮の持つシックな光沢と、桜皮の特性である通気性、通湿性を生かした 生活用品は、日本の格調ある手工芸品として、広く愛されています。 昭和51年、通産大臣による伝統工芸品の指定を受けています。 この文庫は外側に桜皮と鉄線の柄が貼り付けられています。 内側は木目を生かした、素朴な作りになっています。 A4サイズの書類が入るので、大変便利で実用的です。 天然素材の素朴さや美しさ、使い込む程、時を経る程、変化する色調 奥行のある光沢などに優れた特徴があります。 秘蔵せずに日常使い込む事が最良の手入れ方法です。 柔らかい布で乾拭きをしますと、特有の光沢が増します。 輸入による樺細工の類似品が出回っておりますので 信用のおける専門店でのご購入をおすすめいたします。 24㎝ × 33.5㎝ × 高さ6㎝ 木製
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飛騨春慶塗 かぶせ文庫 木製 本うるし塗 A4サイズ
¥55,000
SOLD OUT
岐阜の名産、飛騨春慶塗から木製、本うるし塗の文庫のご紹介です。 蓋がかぶせになっていることから、「かぶせ文庫」と呼ばれています。 A4サイズの用紙が楽に入ることから、実用性があります。 また、本体は大変軽いので、普段の扱いもしやすくなっています。 かぶせの利点は、文庫の中の書類が多くなっても、上から押さえて 収納するので、予想以上に書類の量が入ります。 また、蓋の側面は指がかかって蓋が取りやすいように形が工夫されています。 デザインは時代が変わっても、永年使えるシンプルなものとなっています。 春慶塗の材料は、よく吟味した樹齢200年以上の木材を使用します。 木の変形を防ぐために、数年間乾燥させます。 その後、木地磨き、目止め、着色、下塗り、仕上げ磨き、すり漆、コクソ巻き、 もう一度すり漆をして、上塗り、乾燥と、10もの工程を経て作られています。 こうした、木地から塗りまでしっかりと作り込まれたものが、伝統工芸品と いえるものですが、中には見た目はそっくりでも木製ではなかったり、 漆ではなく、化学塗料が塗られていたりするものをありますので、 知識があり、信頼のおける専門店でご購入されることをおすすめいたします。 32.5㎝ × 24㎝ × 高さ8㎝
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桜皮細工 × 箱根寄木細工 メールボックス レターサイズ
¥11,000
SOLD OUT
秋田県の伝統工芸品である、桜皮細工と箱根の寄木細工との コラボレーションで作られた、メールボックスのご紹介です。 秋田県の角館で江戸時代から伝わる「樺細工」です。 樺細工の樺とは「山桜の樹皮」のことを指します。 230年も受け継がれてきた技術は、現代にも生き続けています。 桜の樹皮を光沢が出るまで削り、ニカワで貼り付けて成形します。 自然素材である桜皮は、それぞれが異なる表情を持ち 二つとして同じ物は出来ません。 決して華美ではなく、奥ゆかしい美しさと、厳粛な力強さを 併せ持つ、100%ハンドメイドの一品です。 箱根寄木細工の技法を使っているため、一見すると純和風というよりは、 レターボックスという洋風にも思えるイメージです。 和風の重々しい感覚ではなく、カジュアルな感じで気軽にお使い頂けます。 サイズはハガキや封筒などの小ぶりな郵便物などを入れられる大きさです。 内側はシンプルなブラウン一色です。 洋風の書斎でも、和風の一室でも、どちらでもマッチする 高級感のあるレターボックスです。 17㎝ × 25.5㎝ × 高さ5㎝ 木繊維版 ウレタン塗装
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飛騨春慶塗 かまぼこ型 文庫 木製 本うるし塗
¥22,000
SOLD OUT
飛騨春慶塗の木製文庫のご紹介です。 A4サイズが楽に入るサイズなので、最も使いやすい文庫です。 かまぼこ型とは、蓋の中央がかまぼこのように若干膨らんでいることから この名前となっています。 木製で出来ていますが、木地がとても薄く作られており 蓋を持つと、あまりの軽さに、いいものであることがすぐに分かります。 これだけ軽量に作るには、職人の高度な技術を要します。 材料は樹齢200年以上の天然木を使い、板状に挽いたものを 反りや変形を防ぐために、数年間乾燥させます。 こうして初めて木地を使うことが出来ます。 また、塗りに関しても、本うるしを手塗りで塗っており うるし塗りの何とも言えない、艶や風合いは一流品といえるものです。 これも熟練の技術が必要となります。 塗りの工程は木地磨き、目止め、着色と下塗り、仕上げ磨き、すり漆、 コクソ巻き、すり漆、上塗り、乾燥と少なくとも、9つの塗の工程があります。 乾燥時には、ゴミやホコリが付かないように注意したり、「塗りだれ」を 防ぐために、数分ごとに反回転させながら、乾燥させていきます。 本物のうるし塗は、時が経っても風合いの良さが持続し耐久性もあります。 木製ではなかったり、うるし塗りではない類似品には、十分にご注意下さい。 塗りの専門知識があり、信用のおける専門店でご購入されることを おすすめいたします。 32㎝ × 24㎝ × 高さ7.5㎝ 木製 本うるし塗り
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桜皮細工 × 箱根寄木細工 文庫 A4サイズ
¥19,800
SOLD OUT
秋田県の伝統工芸品である、桜皮細工と箱根の寄木細工との コラボレーションで作られた、文庫のご紹介です。 秋田県の角館で江戸時代から伝わる「樺細工」です。 樺細工の樺とは「山桜の樹皮」のことを指します。 230年も受け継がれてきた技術は、現代にも生き続けています。 桜の樹皮を光沢が出るまで削り、ニカワで貼り付けて成形します。 自然素材である桜皮は、それぞれが異なる表情を持ち 二つとして同じ物は出来ません。 決して華美ではなく、奥ゆかしい美しさと、厳粛な力強さを 併せ持つ、100%ハンドメイドの一品です。 箱根寄木細工の技法を使っているため、一見すると文庫というよりは、 レターボックスという洋風にも思えるイメージです。 文庫の重々しい感覚ではなく、カジュアルな感じで気軽にお使い頂けます。 サイズはA4の書類が余裕を持って入れられる大きさです。 内側はシンプルなブラウン一色です。 洋風の書斎でも、和風の一室でも、どちらでもマッチする 高級感のある文庫です。 24㎝ × 33㎝ × 高さ8.5㎝ 木繊維版 ウレタン塗装
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飛騨春慶塗 木製 へぎ目文庫 本うるし塗り A4
¥66,000
SOLD OUT
飛騨春慶塗から、一生ものの木製文庫のご紹介です。 使用する原木は樹齢150年から200年のものを使います。 それを製材して板にします。 変形を防ぐためにその板を積み上げて、自然乾燥を数年間行います。 ここからようやく、木地作りに入ります。 この文庫は「へぎ目」といって表面が、いかにも木目が出ているかのように 職人さんが、何種類もの専用のノミや小刀を使い、彫っていきます。 そして、木地磨き→目止め→下塗り→仕上げ磨き→すり漆→コクソ巻き→ すり漆→上塗り→乾燥と気の遠くなるような多くの工程を経て 一つの商品が出来あがっています。 この文庫はA4サイズが余裕を持って入りますし、高さもあるので 書類の量はかなり入ります。 見た目は重厚で重く見えますが、実はとても軽量で 実際に使う場合も、持ち主に負担をかけません。 吟味された材質、時代に流されない作り、 投入された職人さんたちの高度な技術を考えると 一生付き合っていける文庫といっても過言ではありません。 28.5㎝ × 36㎝ × 高さ8㎝