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木曽塗 一閑張(いっかんばり)小箱 竹製 ひも付き
¥11,000
木曽塗から一閑張の小箱のご紹介です。 一閑張(いっかんばり)とは漆工芸の一種で 和紙をうるしで張り重ねたものを器胎とした 漆器をいいます。 大変軽くて変形しづらく、ざんぐりした 味わいがあります。 江戸時代初期に飛来一閑(ひらいいっかん) が創始したことから、こう呼ばれるように なりました。 この小箱は竹で編んで作られており その上に和紙を張り、柿渋を塗って 直接うるしを塗って仕上げられています。 純日本紙の楮(こうぞ)、三椏(みつまた) などの原料の紙を用い、糊などは一切使わず 生漆一本で塗り上げているので、ほとんど 堅地の塗りと遜色ない高級品となります。 竹の網目と和紙の風合い、柿渋とうるしの 色が調和ししっとりとした味わい深いものに なっています。 複数の異なる素材を重ねているため所々に 濃淡があり手づくりの証となっています。 うるしには抗菌作用があるので、おにぎりや サンドイッチなど軽食を入れたり小物入れ などにお使い頂けます。 蓋が開かないように雰囲気のあるひもが 付いており、高級感が更に増します。 和紙を使っていますので、水洗いは避けて頂き 濡れ布巾で軽く拭く程度にして下さい。 18㎝ × 12.3㎝ × 高さ 8㎝ 竹製・和紙 柿渋 うるし塗り Kiso Lacquerware Ikkanbari Small Box, Bamboo, with String Introducing a small box made with Ikkanbari, a type of Kiso lacquerware. Ikkanbari is a form of lacquerware where traditional Japanese paper is layered and adhered with lacquer to create the vessel base. This method results in a product that is very light, resistant to deformation, and has a unique rustic charm. The term Ikkanbari originates from Hirai Ikkan, who founded this technique in the early Edo period. This small box is woven from bamboo, with Japanese paper layered over it, then coated with persimmon tannin and finished with lacquer. It uses pure Japanese paper made from materials like kozo (paper mulberry) and mitsumata (Japanese paper plant), without any glue, applying only raw lacquer, which results in a high-quality finish comparable to traditional lacquerware. The interplay of the bamboo weave, the texture of the Japanese paper, and the colors of the persimmon tannin and lacquer create a beautifully rich and subdued appearance. Due to the layering of different materials, there are variations in color that reflect its handcrafted nature. Lacquer has antimicrobial properties, making it suitable for holding snacks like onigiri (rice balls) or sandwiches, as well as small items. A decorative string is attached to keep the lid secure, adding to its luxurious feel. Since it uses Japanese paper, avoid washing with water and instead, lightly wipe with a damp cloth. Dimensions: 18 cm × 12.3 cm × height 8 cm Materials: Bamboo, Japanese paper Finish: Persimmon tannin and lacquer 木曽漆器 一閑張(いっかんばり)小箱 竹製 ひも付き 这是来自木曽漆器的一閑張小箱的介绍。 一閑張(いっかんばり)是一种漆工艺,其器胎是用和纸涂上漆后叠加而成的漆器。 这种工艺制成的器物非常轻巧,不易变形,具有圆润的独特风味。 由于这种工艺由江户时代初期的飞来一閑创始,因此被称为一閑張。 这个小箱子是用竹子编织而成的,然后在其上覆盖和纸,涂上柿渋,并直接涂上漆进行仕上。 使用了纯日本纸,如楮(こうぞ)、三椏(みつまた)等原料纸,不使用任何胶水,仅用生漆进行涂抹,因此成品几乎与坚地漆器无异,属于高档品。 竹子的网纹与和纸的质感、柿渋和漆的颜色相协调,呈现出一种湿润而深邃的风味。 由于叠加了多种不同的材料,所以各处会有浓淡变化,显示了手工制作的痕迹。 漆具有抗菌作用,因此可以用来装入饭团、三明治等轻食,或者作为小物件的收纳盒使用。 小箱配有具有氛围感的绳子,以防盖子打开,同时增加了高档感。 由于使用了和纸,请避免水洗,只用湿布轻轻擦拭即可。 尺寸:18厘米 × 12.3厘米 × 高度 8厘米 竹制·和纸 柿渋 漆涂饰
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山中塗 木製 くりぬき 莨(たばこ)入 (小物入れ) 瓢(ひさご)型 根来 うるし塗
¥11,550
SOLD OUT
山中塗から木製の莨(たばこ)入 (小物入)のご紹介です。 蓋も身もすべて一片の木をくりぬいて作られています。 塗りは根来塗といって、紀州の根来寺の僧徒によって お膳や椀などの日用品が作られ、これが根来塗と呼ばれました。 根来塗は下地に黒いうるし 上に赤い漆が塗られており 使って摩耗して、朱の漆が剥げてきても下地の黒がみえるだけで また、それが景色となって 独特の雰囲気が出て参ります。 この莨入(小物入)は摘みの近辺と蓋と身の境目の部分が 研ぎ出されて、下地の黒色が見えています。 形は瓢(ひさご)型で瓢箪(ひょうたん)の形を模して作られており 縁起のいい形状となっています。 内側は身も蓋も千筋といって筋状の文様が付けられており 熟練の高い技術と多くの手間がかけられています。 本来は、きざみ莨を入れて、茶道の莨盆の中に入れておく器ですが 小物入れとしてお使い頂くことも出来ます。 小さくても、職人さんの技が凝縮された逸品です。 径 6㎝ 高さ 7㎝ 木製 うるし塗
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桜皮細工(樺細工)木製 手付フリーカスター(莨盆)
¥6,600
桜皮細工(樺細工)の木製 手付カスター(莨盆)のご紹介です。 桜皮を使用した細工物の美しさは、古く万葉集や源氏物語でも称えられており 正倉院の御物にも筆 弓 刀の鞘(さや)などに 桜の皮を使ったものが見られます。 樹皮加工は今から200年前、江戸時代中期に秋田県北部の阿仁地方から 藤村彦六が角館に伝えられたとされ、佐竹城主の庇護のもと下級武士の 手内織から生業へと変遷を重ねました。 高度な技術の蓄積、多様性の追求により、我が国固有の樹皮加工を 工芸品へと発展させました。 桜皮の持つシックな光沢と、桜皮の特性である通気性、通湿性を生かした 生活用品は、日本の格調ある手工芸品として、広く愛されています。 昭和51年、通産大臣による伝統工芸品の指定を受けています。 この樺細工に使われる桜は東北地方の山桜で、厳しい気候で育った山桜ほど 美しく耐久性が高いと言われています。 桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、1、2年陰干しして乾燥させたものを使います。 こちらは、茶道で使う莨盆の形をしており、実際に火入れや莨入、灰吹き、キセルなどを 組んで使うことも出来ます。 組んだもの一式を、お部屋などに置いておくだけで、レトロな雰囲気を感じます。 また、居間のテーブルの上に置いておけば、テレビやエアコンのリモコンや メガネやスマホなど細々したものを入れておくのも、整理整頓が出来て 移動できる収納箱として便利です。 桜皮は本体の外側とその上部と持ち手の真ん中あたり、貼られています。 内側は木製と分かるように木地となっています。 本体上部はキセルなどを置いた時に、転がらないように凹凸を付けて作られています。 木製の本物志向の方にはぴったりの逸品です。 24 × 14 × 25.5㎝ 木製
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桜皮 樺細工 木製 小箱 ハガキサイズ チラシ皮
¥13,200
SOLD OUT
桜皮細工(樺細工)の木製小箱のご紹介です。 桜皮を使用した細工物の美しさは、古く万葉集や源氏物語でも称えられており 正倉院の御物にも筆 弓 刀の鞘(さや)などに 桜の皮を使ったものが見られます。 樹皮加工は今から200年前、江戸時代中期に秋田県北部の阿仁地方から 藤村彦六が角館に伝えられたとされ、佐竹城主の庇護のもと下級武士の 手内織から生業へと変遷を重ねました。 高度な技術の蓄積、多様性の追求により、我が国固有の樹皮加工を 工芸品へと発展させました。 桜皮の持つシックな光沢と、桜皮の特性である通気性、通湿性を生かした 生活用品は、日本の格調ある手工芸品として、広く愛されています。 昭和51年、通産大臣による伝統工芸品の指定を受けています。 この樺細工に使われる桜は東北地方の山桜で、厳しい気候で育った山桜ほど 美しく耐久性が高いと言われています。 桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、1、2年陰干しして乾燥させたものを使います。 この小箱は、外側はもちろん内側も裏面にいたるまで全面に桜皮が 貼り付けられています。 蓋の外側には、チラシ皮が使われています。 チラシ皮は、表面が灰色で部分的に白色のものをいい、山桜の樹皮の中でも 趣きがあり渋い色調であることから、大変希少価値があり、削らないで 自然の風合いを残したまま、使われています。 それ以外の部分は、蓋の裏側、本体の内側、外側、底面に至るまで 無地皮といって、通常よく使われる山桜の表面を削り、丁寧に磨いたものを 使っています。 近年、程度のいい桜の皮が採れにくくなっており、深刻な材料不足となっており 一枚皮を惜しみなく使ってあるものが少なく、希少品となっております。 天然素材の素朴さや美しさ、使い込む程、時を経る程、変化する色調 奥行のある光沢などに優れた特徴があります。 秘蔵せずに日常使い込む事が最良の手入れ方法です。 柔らかい布で乾拭きをしますと、特有の光沢が増します。 輸入による樺細工の類似品が出回っておりますので 信用のおける専門店でのご購入をおすすめいたします。 18.7㎝ × 13.5㎝ × 高さ 5.5㎝ 木製 桜皮