越前塗の茶通箱(さつうばこ)のご紹介です。
もともとは茶の通い箱でしたが、現在では
二種の濃茶を客にもてなす時の点前に用いる
箱として使用します。
亭主が用意の茶と、客から到来の茶の二種の
濃茶を点て分ける点前で、相伝課目と
なっています。
利休形の茶通箱は桐材で野郎蓋に
なっています。
すべて桐木地で木目が分かり、木の
ぬくもりを感じて頂けます。
茶通箱よりも一回り小さく、とても軽いので
扱いやすくなっています。
シンプルなデザインなので飽きが来にくく
永く使えます。
密閉性が高く、ちょうどいいサイズなので
貴重品の箱としても使えそうです。
17.4cm 10.1cm 高さ 11cm
木製 桐木地