高取焼 十四代 亀井味楽 味楽窯 掛花入 銅化釉
¥19,800 税込
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高取焼から十四代 亀井味楽の掛花入のご紹介です。
高取焼は、筑前国主黒田如水・長政親子が朝鮮の役の際に
やきものを作る、八山という陶工を筑前(福岡県)連れて帰り、
士族に列し、御用窯として藩が庇護しました。
のちに小堀遠州の指導を受け、高取焼が完成しました。
亀井味楽の味楽窯は、400年も続く歴史ある窯で
土味のある茶褐色の風合いが特徴の焼物です。
この花入は床柱や「すいはつ」、壁などに掛花入として使うことも出来るし、
置いた状態で花を飾ることが出来、2通りの使い方が出来ます。
土物としてはかなり薄作りで、ろくろの技術が高いことが分かります。
底の部分から胴にかけてふくらんでおり、口にかけて窄まっていき
口が一番締まっています。
そのため少ない花の量でも、十分に飾れることが出来、侘びた茶花に合った
花入れということが出来ます。
全体としては縦長ですが、丸みを帯びています。
花入れの表面は、ろくろ目が残されて無数の筋が表れており、段々になっており
釉薬がその段の影響を受けて、流れが変化しています。
口の少し下に、太目の段があり濃い茶褐色の釉薬がぐるっと一周
線状となって表れており、それが締まって見えてポイントとなっています。
底の部分は茶入れなどと同じで、「糸切」(いときり)が見られます。
「糸切」とは、ろくろで成形した陶器をろくろ台から離す時
糸などを使って切り離す時に付く、渦状の模様をいいます。
茶色の土が使われており、その上から銅化釉という釉薬がかけられ、
銅色をしており独特の風合いがあります。
高取焼の雰囲気を保ちつつ、新しい試みを感じる逸品です。
胴径 9.5㎝ 高さ 13㎝
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