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清水焼 陶楽作 紫彩華紋 組飯碗(ペア)

¥15,400 税込

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清水焼から陶楽 作の夫婦飯碗のご紹介です。

ご飯茶碗全体を三島の技法で作られています。

三島は元は朝鮮の陶磁器で濃い鼠色の素地土と

その表面を白い化粧土で覆った半磁半陶質のものです。

三島にも様々な種類がありますが、陶楽の三島は本格的なもので、

生地はすべて手づくりで、その上から「印花」(いんか)といって、

花模様の印を押しこれに化粧掛けを施してのち拭いとり、

「象嵌」(ぞうがん)のような感じを出し、これに釉薬を施したものです。

「象嵌」(ぞうがん)とは素地に押印の文様を付け、それに異なる色の

泥を塗り填めて装飾を表す技法のことです。

この夫婦茶碗はこの技法を大変細かく、緻密に施されており

技術の高さと文様の美しさに、感動を覚えるほどです。

この飯碗は口が広く、全体に平たく浅めにつくられており、持ちやすく

おしゃれで、エレガントな造形となっています。

飯碗の内側は、三島柄だけではなくて、唐草をモチーフにした柄となっており

印花は抑え気味にして、柄やバランスを考慮した作りとなっています。

花が白い釉薬を盛り上げて塗ってあるので、立体的になっています。

外側は、薄い紫の釉薬が使われており、今までの三島にはない試みがなされています。

また、金色の間取りがなされ、豪華な雰囲気も出ています。

土物ではありますが、細かい作業がなされていることもあり

全体に繊細な印象も感じられ、器のよさを感じながら、

毎日の食事を楽しんで頂けそうです。


大  径 13.2㎝  高さ 5.3㎝

小  径 12.5㎝  高さ 5㎝ 

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