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越前塗 木製 炉縁(ろぶち)掻き合わせ 面 青海波(せいかいは) 

¥15,950 税込

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越前塗から茶道で使う木製の炉縁(ろぶち)のご紹介です。

炉縁とは、茶道の炭櫃(すびつ)や炉壇(ろだん)の上にはめる木の枠のことで

装飾の意味合いと、火気が畳に伝わるのを防ぐ、2つの役割があります。

普通の炉は大きさが決まっているので、炉縁も通常の炉に使うものは

大きさが決まっています。

大炉(だいろ)という極寒の期に限って開かれる、大きな寸法のものもあります。

通常、木地の炉縁は小間(四畳半以下の茶室)に使い

塗りの炉縁は広間(四畳半以上の茶室)に使うことになっています。

ここで注意することは、四畳半の茶室は小間にも広間にも

どちらにも属するということです。

小間は草庵(侘びた小茶室)であり、広間は書院(足利将軍家の殿中茶室)に属します。

そう考えると、小間ではなぜ木地の炉縁を使い、広間では塗の炉縁を使うのか

自ずと理解が出来ます。

この炉縁は掻き合わせ塗りで、塗りの部類に入りますので四畳半以上の

茶室でお使い頂けます。

真塗りとは違い、木目が見えて、傷が目立ちにくいという特徴があり

価格もお値打ちなので、気軽にお使い頂けます。

炉縁の内側上部の面が取ってあって、その部分に青海波(せいかいは)の柄が

さりげなく描かれています。

「青海波」は半円形の同心円紋を積み重ねた波形紋で

雅楽「青海波」の舞人の衣服に染められているところから付いた名称です。

古くから著名な文様の一つで、漆器以外に陶磁器や染織物などにも使われています。

この青海波の柄が、炉縁の面取りの部分に描かれているので

派手さはなく、遠目からは一見真っ黒に見えますが

近くでよく見ると、青海波が描かれている、洒落た炉縁でもあります。

シンプルで飽きが来にくいデザインと言えます。


42.7㎝ × 42.7㎝ × 高さ 6.5㎝

木製 

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