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一閑塗(いっかんぬり) 修斎 作 丸手付 莨盆(たばこぼん) 宗旦好写 (新品)

¥51,700 税込

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小坂修斎 作 一閑塗の莨盆(たばこぼん)のご紹介です。

莨盆とは茶道で使う、煙管(キセル)や火入れ、莨入れ、灰吹きなどを

入れる入れ物で、正客の場所に置いておくのが通例となっています。

一閑張(いっかんばり)とは、漆工芸の一種で、木型を使って和紙を

うるしや糊で張り重ねたものを、器胎とした漆器をいいます。

大変軽くて変形しづらく、ざんぐりした味わいがあります。

飛来一閑(ひらいいっかん)が創始したことから、こう呼ばれるようになりました。

千利休の孫、千家の第三世の千宗旦が好んだ漆技法で、好みものを作ったり

よく使うことが多かったようです。

また木地に紙を貼り重ねて漆塗をしたものも、一閑張と称しています。

棗や香合、食籠、棚物などはこの方法で作られています。

この莨盆は持ち手は竹製で、本体は大きく見ると円形ですが

よく見ると数多くの角が付けられており、内側は全くの無地で

外側には横方向に筋がいくつも入っていて、大変な手間がかけられています。

裏側には角型の短い脚が4つ付いており、安定性もあります。

形は寸胴型で黒一色の正に侘茶を完成させた宗旦が好む

シンプルで飽きの来ないデザインとなっています。

今から400年前に考案された、宗旦好みの莨盆です。


径 19.5㎝  高さ 20㎝

一閑張り

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