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膳所(ぜぜ)焼 火入れ 松竹梅 染付

¥55,000 税込

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膳所焼の染付の火入れのご紹介です。

火入れとは中に灰と小さな炭を入れて、本来は煙草の火種の器です。

灰の表面に細かい筋を入れて体裁を整えて使います。

特に茶道では莨盆の中に入れ、茶会では正客のすぐ近くに置かれますので

脇役ではありますが、よく目につき鑑賞の対象となりますので

重要な道具の一つです。

火入れの大きさは、莨盆の大きさや高さなどに左右されますので

バランスよく組み合わせることが必要となります。

膳所焼(ぜぜやき)とは、滋賀県大津市にて焼かれる陶器で

寛永年間に膳所藩主石川忠総が茶人小堀遠州を招き

その指導を得て作陶させたといわれています。

茶陶として名高く、遠州七窯の一つで素朴でありながら繊細な作風は

小堀遠州が掲げた「きれいさび」が息づいています。

この火入れは大ぶりで径が大きく、どっしりとして安定しています。

形は寸胴で口径は緩やかに開いており、灰型をつけたり

炭を入れやすく使いやすくなっています。

外側に染付で松竹梅が描かれていて、縁起がいい絵柄になっています。

内側の底面は無釉となっており、高台の作りも特徴となっています。

素朴な風合いは飽きが来にくく、永くお使い頂ける逸品といえます。

口径 11.4㎝  高さ 9㎝

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