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備前焼 桟切(さんぎり)一重口 花入れ 置き掛け兼用

¥39,600 税込

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備前焼から一重口の花入れのご紹介です。

備前焼は岡山県備前市周辺で焼かれた焼物で

釉薬を全く使わずに「酸化焔焼成」で焼き締めて作られており

土そのものの味わいを感じることが出来ます。

備前焼は土の特性で、花入れでしたら水が腐りにくく

花が長持ちするとか、湯呑などは入れた水やお茶の味が

まろやかなになると言われています。

この花入れは桟切(さんぎり)と呼ばれる焼き方を

されており何とも言えない複雑で渋い風合いが出ています。

「桟切」は松割木が燃尽きた灰に覆われて、空気の流通が

妨げられ燻し焼きになって窯変して模様が出来ます。

一重口とは、口縁が内側に入ったり、外側に反ったりせずに

真っ直ぐで切立て型の口作りをいいます。

この花入れは、ろくろ成形したのちに変形させて

楕円形になっています。

正面に長方形の窓を空け、裏側には掛け花に出来るよう

掛け釘用の穴が縦長に空けられています。

正面は凹まされ、削ぎが入れられ変化が付けられています。

窯変も裏表それぞれ異なる風合いで、見どころの

あるものとなっています。

花は上からも正面の窓からも生けられるので、

様々な生け方が可能です。

置き花入れとしても、掛け花入れとしても使える花器です。


幅 11㎝  奥行 9㎝  高さ 20㎝

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