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笹田有祥 作 珠光文琳写 茶入 仕服付(有楽緞子)
¥39,600 税込
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大名物「珠光文琳茶入」の写しの茶入のご紹介です。
笹田有祥の作で、濃茶を入れる茶道具です。
「珠光文琳」とは漢作唐物の茶入れとなります。
この名前は、村田珠光が所持していたことによりますが
のちに津田(天王寺屋)宗及が所持したことから
天王寺屋文琳、宗及文琳ともいわれています。
天正八年(1580年)織田信長が津田宗及から召し上げましたが
翌年に返還されました。
その後、堺の浪人袴田内匠、細川三斎、徳川将軍家、南部家に伝わりました。
豊満にして気品高い形姿で、総体柿金気地に、やや鼠色あるいは青みを呈し
肩双方から黒釉のなだれがあって、胴紐のあたりで一線となり
見事な置形をなしています。
仕服は本歌と同じ 有楽緞子(うらくどんす)(写し)が付いています。
有楽緞子(うらくどんす)は名物裂の一種で、この名称は
織田有楽の所持していたことに因んでいます。
一名、常真裂とも言われています。
「常真」とは、織田信長の次男、織田信雄のことです。
縹色経五枚繻子地に白で網目雲と飛鶴紋を織り出しています。
本歌は中国明代の製といわれています。
径 7.5㎝ 高さ 7.5㎝
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