萩焼 小松健 作 小井戸 抹茶碗
¥5,830 税込
SOLD OUT
別途送料がかかります。送料を確認する
この商品は海外配送できる商品です。
萩焼から小松健 作の小井戸茶碗のご紹介です。
「井戸茶碗」とは、元々朝鮮茶碗の一種で李朝の比較的早い時期に
作られたとみられ、室町時代以後しきりに渡来した朝鮮茶碗の中でも
第一等の位に置かれ、「唐物茶碗の王者」とされています。
土は鉄分の多い荒目のもので、赤みを帯びています。
荒目の土を早いろくろで挽くため、ろくろ目が見られます。
釉掛けは茶碗の内外はもちろん、高台の内側までずぶ掛けにする
総釉掛けのため、高台の土を直接見れる部分がほとんどありません。
釉薬掛けの時に茶碗を摘みやすくする利便性から生じたとされる
高台は「竹の節高台」となっています。
「竹の節高台」とは抹茶碗の高台が竹の節のようになっているものをいいます。
高台の内側を削り、外側を削るうちにカンナが当たって、竹の節型になります。
井戸茶碗の約束の一つになっています。
削り出し高台で、高台内側をさらえるヘラが斜めに入るので
高台内の中央が渦を巻いたように高まっています。
この抹茶碗は、大井戸茶碗に比べて小ぶりで高台の低い
「小井戸」と呼ばれる茶碗で、主に薄茶で使われます。
全体にかなり赤みを帯びており、窯の中で炎が強くあたったかのような
焼成の激しさを感じます。
茶碗の内側は「御本」(器の肌に現れる点々とした赤みのある斑紋)が
よく出ています。
高台の部分には、器を釉薬につける時に付いた作家の指の跡が付いています。
小さな手にもすっぽりとおさまる、ちょうどいいサイズの抹茶碗です。
径 13㎝ 高さ 7.5㎝
-
レビュー
(44)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥5,830 税込
SOLD OUT