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加賀塗 宗慶 作 太鼓茶器 

¥33,000 税込

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加賀塗から宗慶 作の木製の太鼓茶器のご紹介です。

見た目は太鼓そのものですが、これは茶道で抹茶を入れる器です。

祭りや何かの行事で太鼓を使ったり、それに因んだ催しで

お抹茶を点てる時に使える茶器です。

本物の太鼓のように、胴の部分は木地のすり漆塗になっています。

木目がよく出ていて、蓋と身の合わせ目で木目がぴたりと合うように

作られており、正面も分かりやすくなっています。

太鼓の皮の部分は黒の真塗りで、鋲(びょう)の部分は金で塗られています。

内側はすべて黒の真塗りとなっています。

太鼓上部の皮の叩く部分には、金で巴紋が描かれています。

巴紋は瓦や太鼓に使われることが多く、巴紋の表わしているものは

一説には、水が沸いて外方へめぐる形を表わしたものとされたり

雷を表わしているので瓦に付けることで、火災除けや厄除けとされたようです。

太鼓の上部に付けることで、太鼓を叩くと雷の轟音が鳴り響くという意味かもしれません。

この「三つ巴」は家紋としても使われています。

太鼓は古来より日本で使われてきた特別な存在です。

ただ単に打楽器というだけではなく、神楽など神社や寺院でも

使われることが多く、神事に深く関わる崇高な存在です。

これを茶器で使うことで、様々な茶会のテーマに応用することができそうです。


胴径 6.7㎝  高さ 8㎝

木製  うるし塗

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