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「常滑焼・万古焼の急須フェア」
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日本製の焼杉の炉縁(ろぶち)のご紹介です。
炉縁とは茶道で使う炉の炭櫃(すびつ)の上にはめる木の枠のことです。
畳に火気が伝わるのを防ぐためと、装飾の意味があります。
炉縁には様々な種類のものがありますが、こうした木地の炉縁は
主に小間(こま)で使われます。
小間は、四畳半以下の座敷をいい、広間を「書院」とすれば
小間は「草庵」となります。
「草庵」とは本来は藁(わら)や草で葺いた粗末な田舎家のことですが
のちに俗塵を払って清らかな境地に侘び住まう住居を指すようになりました。
茶の湯の理想とされる「侘び茶」が追求され、千利休の時代に草庵風茶室として
具現化され、形だけではなく茶の湯そのもののあり方や方式をも
意味するようになりました。
「草庵」は千利休が確立した「侘び茶」の代名詞といえます。
この炉縁は杉の木そのものを使い作られ、表面を軽く焼いてあります。
汚れが付いても目立たなかったり、侘びた雰囲気も出ています。
木目をあえて生かしてあるので、自然のままの凹凸やへこみがあったり、
木地そのものの風合いが感じられます。
正に「侘び茶」にはぴったりの雰囲気の炉縁となっています。
42.3㎝ × 42.3㎝ × 高さ 6.5㎝
木製
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